「清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズVol.96 藤森哲展」清須市はるひ美術館

藤森哲《tableau2021-02(Kushan)》※清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ準大賞

名称:「清須市はるひ絵画トリエンナーレ アーティストシリーズVol.96 藤森哲展」清須市はるひ美術館
会期:2021年12月14日(火)〜2022年1月10日(月・祝)
会場:清須市はるひ美術館
時間:10:00〜19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日:月曜日 
  祝日の場合は開館、翌平日が休館
  12月29日~2022年1月3日
観覧料:一般 200円
  中学生以下 無料
  ※20名以上の団体は1人160円
  ※各種障がい者手帳等提示者は無料(付添者は1人100円)
住所:〒452-0961愛知県清須市春日夢の森1
TEL:052-401-3881
URL:清須市はるひ美術館

藤森哲《tableau2020-09(Kushan)》
藤森哲《tableau2020-09(Kushan)》

1992年、毛利衛が宇宙へ行った。当時描かれた来るべき21世紀の未来予想図は、月面基地や宇宙旅行の夢に溢れていた。その様は「国家」や「戦争」という人類に不可欠な要素が描かれなかった故に、現実と大きく乖離した。そこにあったのはユートピアであり、別世界のおはなしである。
1世紀から3世紀にかけて栄えたクシャナ朝の仏像を観る機会があった。それは近未来的な現実味を孕んでいた。既に滅びた歴史は、いつか私たちにも起こるディストピアとしての未来と重なり、文明がループする。仏像やロケットのイメージを画面上に再構築することで、過去=未来を織り交ぜた新たな絵画空間をつくろうと試みている。
◆ 藤森哲 Fujimori Satoshi
1986 年、神奈川県生まれ。2011年、筑波大学人間総合科学研究科博士前期課程芸術専攻洋画領域修了。2020 年、シェル美術賞展2020 入選。2020 年、グループ展「おやま豊門芸術祭 うつろいの住処」豊門会館和館、旧和田豊治家住宅(静岡)、2021年、個展「絶対景感」コバヤシ画廊(東京)など個展・グループ展多数開催。
清須市はるひ美術館では1999年の開館以来、新たな才能の発掘・育成を目指し、絵画(平面作品)の公募展を継続して開催してきました。「アーティストシリーズ」は、この公募展で高く評価された作家から厳選し、1名ずつ個展形式で取り上げる展覧会です。

藤森哲《tableau2021-03(Kushan)》
藤森哲《tableau2021-03(Kushan)》
藤森哲《tableau2021-04(Kushan)》
藤森哲《tableau2021-04(Kushan)》
藤森哲《tableau2021-05(FLORENCE)》
藤森哲《tableau2021-05(FLORENCE)》

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