開催日変更「Arts Towada 十周年記念 インター + プレイ展 第2期」十和田市現代美術館
名称:「Arts Towada 十周年記念 インター + プレイ展 第2期」十和田市現代美術館
会期:2021年10月1日(金) – 2022年1月10日(月)(旧2021年9月18日(土) – 2022年1月10日(月))
会場:十和田市現代美術館
開館時間:9:00 − 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始。
観覧料:
企画展+常設展セット券1200円。
企画展の個別料金は一般800円。団体(20名以上)100円引き。高校生以下無料。
主催:十和田市現代美術館
後援:アルゼンチン共和国大使館、東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、十和田市教育委員会
住所:〒034-0082青森県十和田市西二番町10-9
TEL:0176-20-1127
URL:十和田市現代美術館
十和田市現代美術館は、Arts Towada 十周年を記念した全3期にわたる企画展「インター + プレイ」を昨年より開催しています。
第2期では、当館常設展示作家の一人であるトマス・サラセーノの作品を展示します。サラセーノは、環境正義と異種間の共生を掲げ、地上
だけでなく宇宙規模まで視野を広げプロジェクトを展開しているアーティストです。当館の常設展示作品《オン・クラウズ(エア-ポート-シティ)》とも繋がりのある「バルーン」と「クモ」をキーワードに、サラセーノの近年の代表作を紹介します。
本展では、ジョロウグモなどの日本のクモの伝承に着想を得た《クモのオラクルカード》の新作3点が初公開されます。
2019年に発表された本シリーズは、カメルーンとナイジェリアに住むマンビラ族のクモを使った占いから着想を得て制作されたものです。オラクルカードにも登場するミズグモの姿に迫っているのが、出展作品《大気の海の底に棲む(水生クモ)》です。水中で生活するその珍しい生態から、ある種が新しい環境に適応するために生活様式を変化させる可能性を提示します。
《熱力学の組曲》は、空気や人の動きによって、展覧会中にドローイングを生み出すインスタレーションです。また、複数人が共同し、誰でもアクセスできる方法で彫刻《エアロソーラー》を飛行させることができるキット《エアロシーン・バックパック》を展示します。バルーンにまつわる作品群は、化石燃料を使用せず、空気を汚染しない未来を描くサラセーノが協力者と展開するプロジェクト「エアロシーン」の理念を展示室で表現します。
また、鈴木康広《はじまりの果実》、目[mé]《space》内に新たに《movements》を展示に加えるほか、問題行動トリオによるパフォーマンスも開催します。
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