レクション展2021-Ⅱ「ヴェネチアン・グラスと現代の作家たち」富山市ガラス美術館

レクション展2021-Ⅱ「ヴェネチアン・グラスと現代の作家たち」富山市ガラス美術館

名称:コレクション展2021-Ⅱ「ヴェネチアン・グラスと現代の作家たち」富山市ガラス美術館
会期:2021年12月18日(土)~2022年5月15日(日)
開場時間:午前9時30分~午後6時まで
  (金・土曜日は午後8時まで。入場は閉場の30分前まで)
閉場日:第1、第3水曜日、年末年始(12/29(水)~1/1(土・祝))
  ※ただし、5/4(水・祝)は開場、5/11(水)は閉場
会場:展示室4・透ける収蔵庫(4階)
住所:〒930-0062富山県富山市西町5-1
TEL:076-461-3100
URL:富山市ガラス美術館

リノ・タリアピエトラ《アフリカ》2014年 撮影:末正真礼生
リノ・タリアピエトラ《アフリカ》2014年 撮影:末正真礼生

今回のコレクション展では、2020年に新たに収蔵したリノ・タリアピエトラの作品を始め、ヴェネチアン・グラスの手法を取り入れながら独自の表現を展開する作家達の作品をご紹介します。
吹きガラスの技法を用いて制作を行うガラス作家の中には、イタリアのヴェネチアで長年育まれた、伝統的なヴェネチアン・グラスの手法を学ぶ人が少なくありません。彼らは高度な吹きの技術によって、時には繊細な文様や装飾を取り入れながら、溶けたガラスの柔らかな動きを活かして作品を形作ります。ヴェネチアン・グラスの膨大な知識と歴史を学び、自らの表現を追求する姿勢は、本拠地であるムラーノ島で腕を磨いたタリアピエトラを始め、現地のガラス職人と共に作品を創り上げたデイル・チフーリや藤田喬平、大平洋一、現在も精力的に活動を展開するダンテ・マリオーニやニック・マウント、江波冨士子や小西潮、安田泰三といった作家達にも見ることができます。自身の表現を確立した作家達の作品を通して、ヴェネチアン・グラスの手法を軸に広がる多様な表現に迫ります。
出品作家:
リノ・タリアピエトラ、大平洋一、藤田喬平、デイル・チフーリ、ニック・マウント、ダンテ・マリオーニ、安田泰三、小西潮、江波冨士子(展示導線順)

藤田喬平《縄文》1997年 撮影:斎城卓
藤田喬平《縄文》1997年 撮影:斎城卓
大平洋一 (左)《モザイク・ガラス「輪」》1996年  (右)《モザイク小ガラス瓶「謝肉祭のマント」》1996年 撮影:末正真礼生
大平洋一 (左)《モザイク・ガラス「輪」》1996年  (右)《モザイク小ガラス瓶「謝肉祭のマント」》1996年 撮影:末正真礼生
ダンテ・マリオーニ《Vessel Display》2010年 撮影:斎城卓
ダンテ・マリオーニ《Vessel Display》2010年 撮影:斎城卓
江波冨士子《水》2014年 撮影:末正真礼生
江波冨士子《水》2014年 撮影:末正真礼生

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