三橋 遵 展「雨降るところ」ギャラリー恵風

三橋 遵 展「雨降るところ」ギャラリー恵風

名称:三橋 遵 展「雨降るところ」ギャラリー恵風
会期:2022年01月27日(木) 〜 2022年02月06日(日)
会場:ギャラリー恵風
時間:12:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日:月曜日
料金:無料
住所:〒606-8392 京都市左京区聖護院山王町21-3(東大路丸太町東入ル南側)
TEL: 075-771-1011
URL:ギャラリー恵風

三橋遵さんの個展です。二年前まで京都市立芸術大学で教鞭をとっておられましたが定年退職され制作三昧のようです。恵風では八年ぶり五回目の登場で、とても楽しみにしております。
自然現象や生きもの、身近なものをモチーフにした作品は染色、立体造形のみならず執筆活動にも及び最近では文集「日日のまなざし」を出版されました。今回1階はインスタレーション、2階は小作品(額装、オブジェ、ジュエリー等)の展示になります。瑞々しい色彩感覚とセンスの光る作品は、観る方の心に寄り添いきっと優しく沁みわたることと思います。どうぞご期待くださいませ。

地球循環の⼀コマとして、⾬のシーンを⽴体と平⾯で「⾬降るところ」という⾔葉を軸に探ってみる。
⾬の降る⽇、湿度のある空気は呼吸する度に⾝体中に潤いがいきわたる安⼼感があり、いきものの気配を感じる。
みぞれ混じりの冷たい⾬、雷雲を引き連れ滝のように降る⾬、煙のように漂う霧⾬、地に染み込み命を育むしとしとと降り続く⻑⾬。
⾬は、散漫した思考を⾜元の営みと共にしっとりと落ち着くところに収めるように降る。
2階は、冬眠中の⼩さな作品、額装、オブジェやジュエリーなど新旧作品取り混ぜてのミニアチュールマルシェ。(三橋)

三橋 遵
1954 京都生まれ
1981 京都市立芸術大学美術専攻科染織専攻 修了
展覧会
1988「アーキテクスチュア」スパイラル
1989「京都の美術、昨日、きょう、明日」京都市美術館
   「国際掌中新立体造形展」名古屋(1993,98)
   「環太平洋からの眺望」アメリカ
   「Restress Shadows」イギリス巡回
1993「シガ・アニュアル`93」滋賀県立近代美術館
1994「第4回国際テキスタイルコンペ京都」
   「現代の染め」国立国際美術館
2000 「藻の記憶」リアス・アーク美術館/宮城
2005 「国際タピストリー・テキスタイルアート・トリエンナーレ」ベルギー
2007 「Japanese Suppleness」デンマーク
2008 「Cloth & Culture Now」イギリス
2010 「織る・編む・ひろがるテキスタイルの形と色」 岡山県立美術館
2012 「collect2012」ロンドン(2013、2014、2015)
   「SOFA」CHICAGO シカゴ
2014 「東京アートフェア」(2016、2017)
2015 「目の目、手の目、心の目」岡山県立美術館
2016 「The Box Project」アメリカ巡回
2017 「ESSENCE-IKI」デンマーク
受賞
1994 第4回国際テキスタイルコンペティション京都 ITF芸術賞
2009 第22回京都美術文化賞
2012 第31回京都府文化賞 功労賞

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