特別企画展「大阪町めぐり 喜連」大阪歴史博物館

特別企画展「大阪町めぐり 喜連」大阪歴史博物館

名称:特別企画展「大阪町めぐり 喜連」大阪歴史博物館
会期:令和4年1月26日(水)から3月21日(月・祝)まで
休館日:毎週火曜日
開館時間:午前9時30分から午後5時まで
  ※ただし、入館は閉館の30分前まで
会場:大阪歴史博物館 6階 特別展示室 交通のご案内
住所:〒540-0008大阪府大阪市中央区大手前4-1-32
TEL:06-6946-5728
URL:大阪歴史博物館

大阪歴史博物館では、令和4年1月26日(水)から3月21日(月・祝)まで、6階特別展示室において、特別企画展「大阪町めぐり 喜連」を開催します。
現在、大阪市平野区に所在する「喜連」は、近世には大坂三郷周辺に位置する独立した村落で、古代以前から個性豊かな歴史を歩んできた地域です。当館ではこれまで、大阪市内のさまざまな地域を紹介する展示企画「大阪町めぐり」シリーズを開催してきました。本展は、その一環として、地元住民を中心に活動している「喜連村史の会」との共催により、この地域の歴史を紹介します。
「喜連」の名は、「万葉集」にあらわれる「伎人くれひと郷」に由来すると言われ、古代以前から渡来人などが行き交う要地でした。中世にはしばしば戦乱の舞台となり、防御のための環濠が設けられたと伝えられます。近世になると、一つだった村は東喜連・中喜連・西喜連の三か村に分かれ、のちに幕府領と藩領という異なる支配のもとに置かれることになります。複雑な支配関係のもとで、村の人々は、18世紀初めの大和川付け替えを契機とする用水問題など、共通するさまざまな課題に対処していきました。
また、喜連地域には数多くの寺社が存在します。それらの多くは、古代や中世以来の由緒を伝えており、地域の歴史を考える上での大きな手掛かりとなります。本展では、周辺での発掘成果や地域に伝えられた文化財等を通じて、特徴ある地域の歴史に迫ります。
さらに、最近では、新たに判明してきた細かな地名の考証によって、地域の歴史の解明が進められています。そうした地域研究の取り組みと成果についても紹介します。

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