名称:企画展「来迎 たいせつな人との別れのために」中之島香雪美術館
会期:2022年4月9日(土)~2022年5月22日(日)
前期:4月9日(土)~5月1日(日)
後期:5月3日(火)~5月22日(日)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
夜間特別開館:2022年4月28日(木)、5月12日(木)
10時 ~ 19時30分(入館は19時まで)
【夜間開館のみの割引】
・フェスティバルシティにお勤めの方、社員証等ご提示で200円引き
料金:一般 1,000(800)円/高大生 600(400)円/小中生 300(100)円
※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金
主催:公益財団法人 香雪美術館、朝日新聞社
住所:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4
TEL:06-6210-3766
URL:中之島香雪美術館
「死後、人はどこに行くのだろうか?」
人間誰しもが抱く根源的な問いです。それに出された仏教的な答えの一つが、阿弥陀如来のいる極楽ごくらく浄土に往生おうじょうする、というものでした。遥か西方のきらびやかな極楽世界に生まれる自分、あるいはたいせつな人を思い描くことは、死という恐怖に向き合う人々に晴れやかな希望を与えたことでしょう。こうした心情に基づく浄土信仰の高まりの中で、阿弥陀如来が多くの聖衆しょうじゅを率いてお迎えに来るのを描いた「来迎図」も、死後に向かう極楽のありさまを描く「浄土図」も、数多の作品が生み出されてきました。抗いがたい別れの痛みは、今も昔も変わりません。その心情に寄り添いつつ、浄土信仰の美術を眺めてみましょう。
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