名称:「バンクシー&ストリートアーティスト展 ~時代に抗う表現者の声よ響け」佐川美術館
会期:2022年3月12日(土)〜6月12日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館16:30まで)
料金:一般 1,300円、高大生 900円、中学生以下無料(要保護者同伴)、障害者手帳をお持ちの方(付添者も1名のみ)無料
※WEB事前予約制
住所:〒524-0102滋賀県守山市水保町北川2891
TEL:077-585-7800
URL:佐川美術館
1970年代、ニューヨークのダウンタウンを舞台に描かれたグラフィティ(落書き)に起源をもつストリートアート。当時、貧困やベトナム戦争、ギャングの抗争など社会不安の渦巻くなか、若者たちは街中の建物に社会への反発のメッセージを縦横無尽に描きました。人種差別など社会に対する「反抗の文化」と呼ばれるヒップホップ文化において、グラフィティはブレイクダンスやDJなどと共に生み出されたものなのです。一大社会現象となったグラフィティの勢いはとどまることを知らず、やがて世界を席捲することになります。
ストリートアートの申し子・バンクシー。イギリスを拠点に活動する謎多きアーティストは、建物の壁や動物園、ホテルなどあらゆる場所に突如として現れた作品から、時に「芸術テロリスト」とも称され、今や世界的に注目を集めています。政治的なメッセージ、社会への風刺が含まれたダークユーモアな表現は大きな反響を呼び、多くのメディアに取り上げられたことから、バンクシーの名前は誰もが聞いたことがあるというように、今や時代の”ポップアイコン”となりつつあります。
本展ではこれまであまり注目されることのなかったグラフィティ文化の潮流や、ストリートアーティストたちによる様々な表現技法をクローズアップし、バンクシーを入り口にストリートアートの本質に迫ります。
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