「神楽岡久美 個展 The Metamorphoses of Beautiful Bodies. -未来の美的身体について」西武渋谷店

「神楽岡久美 個展 The Metamorphoses of Beautiful Bodies. -未来の美的身体について」西武渋谷店

名称:「神楽岡久美 個展 The Metamorphoses of Beautiful Bodies. -未来の美的身体について」西武渋谷店
会期:2022年02月16日(水)~2022年03月06日(日)
開館時間 10:00〜20:00
会場:西武 渋谷店 B館 8階、A館ショーウィンドウ
住所:〒150-8330 東京都渋谷区宇田川町21-1
TEL:03-3981-0111(代表)
URL:西武池渋谷店

神楽岡久美は「身体とは世界と対話するためのツールである。」をステートメント」に活動する現代美術家である。2016年よりブラッシュアップされたシリーズ作品「美的身体のメタモルフォーゼ」は、人類誕生からの歴史から、現在、そして未来の美的価値により誕生する身体、つまり「美的身体」を推測し、形成する装置である。これは人類の美への盲目的な追求から生まれたパラドックスをアイロニカルに表現しており、それによって鑑賞者に歴史や文化、宗教、ジェンダーなどによって刷り込まれた美的価値とは一体何かを問う。そして人類が今後目指す未来の美的身体を想像させる。
本展示のテーマは「未来の美的身体」である。このテーマ下、新作として未来の美的価値とそれに即した身体を形成する装置を展示する。加えて、展示空間には制作の背景となる過去、現在の美的身体をイメージするスケッチなども展示する。それにより過去、現在、未来を通して「美の価値とはどこからきてどこへ向かうのか。そして人類は未来にどのような身体性を求めるのか。」 異なる価値観、バックグラウンドを持つ鑑賞者と作品を出会わせ、その知見を鑑賞者と共に深めていく。神楽岡は現在、コロナ禍による生命的危機を迎えたことで未来に向けて価値とするものを各々が考える主体となる重要性について考えている。本展示を通しアートの領域を越え、今ある価値観を変える可能性を追求していくことを目指す。

【profile】神楽岡久美
医療職である両親の元に生まれた神楽岡は、身体に興味を持ち、ファッション・玩具などの身体と密なコミュニケーションツールデザインをバックグラウンドにもつ。「身体とは感覚を持って外界と対話するためのツールである。」をステートメントに2015年から制作活動を開始する。
2022年4月からニューヨークでの活動を開始予定。
2012年 武蔵野美術大学大学院空間演出デザインコース修了
2015年 「SICF16」グランプリ受賞(スパイラル・東京)、「BankART Artist in Residence OPEN STUDIO2015」(BankART1929・神奈川)、個展「光を摘む」(スパイラル・東京)、「シブヤスタイル vol.9」(西武渋谷店)
2016年 個展「身体と世界の対話(2015-16)」(T-Art Gallery・東京)
2017年 「アイスタイル芸術スポーツ振興財団」助成アーティスト選定
2018年 個展「身体と世界の対話vol.2」(ワコールスタディホール京都ギャラリー・京都)
2019年 個展「KUMI KAGURAOKA solo Exhibition Study of Metamorphose.」(FabCafe Tokyo・東京)、「京都大学ロンドン大学ゴールドスミス校アートサイエンス国際シンポジウム-Art Innovation展 2019」、Junya Yamamine Award受賞(京都大学)、個展「Metamorphosis to a beautiful body. KUMI KAGURAOKA」(西武渋谷店)
2020年 「⑨人の眼-9人のアーティスト-小山登美夫監修」(渋谷ヒカリエ8・東京)、個展「Study of Non-verbal-communication.」(gallery ON THE HILL・東京)、ファッション誌・特集「NUMERO BERLIN」(ベルリン)
2021年 「吉野石膏美術振興財団 在外研修助成」助成アーティスト選定、作品掲載「VOGUE MAN Hong Kong」(香港)、テレビ朝日・出演「有吉クイズ」

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