「第二回JAPA天心賞受賞記念 ながれ 内田あぐり 」日本橋三越本店

深い河 I Deep river I 194.0×260.0cm 2022

名称:「第二回JAPA天心賞受賞記念 ながれ 内田あぐり 」日本橋三越本店
会期:2022年3月2日(水) ~ 2022年3月7日(月) 最終日午後5時終了
会場:日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊
住所:〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1
TEL: 03-3241-3311
URL: 日本橋三越本店

ドローイング  Drawing  31.0×69.0cm 2019
ドローイング Drawing 31.0×69.0cm 2019
枯れた植物の背骨  The spine of a dead plant  81.0×41.0cm 2021
枯れた植物の背骨 The spine of a dead plant 81.0×41.0cm 2021

このたび、日本橋三越本店では「第二回JAPA天心賞受賞記念 ながれ 内田あぐり」を
開催いたします。
 内田氏は画業の中で、常に人間に向き合い、その内面性を探り作品を発表してきました。
そして、近年は「人体」単体ではなく、「人体を取り巻く自然」というテーマで発表を続
けられています。川や樹々の中に見つけた人体のようなフォルムを目と手を通して、画
面に新しい生命として表現しています。その作品からは人は自然の一部であるというこ
とを再確認させられます。
 本展では、8mの大作から、内田氏の作品の源である貴重なデッサンの数々を一堂に
展示いたします。
 ぜひこの機会に、ご高覧いただけますようご案内申しあげます。

〈 内田あぐり Aguri Uchida 〉
〈 内田あぐり Aguri Uchida 〉

〈 内田あぐり Aguri Uchida 〉
1949 東京都港区赤坂に生まれる
1975 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース修了
   創画展で創画会賞受賞(同87、91)、後に同団体を退会(2007)
1993 文化庁芸術家在外研修員として渡仏、山種美術館賞展で大賞受賞
1999 現代日本絵画の展望展で東京ステーションギャラリー賞受賞
2002 第1回東山魁夷記念日経日本画大賞受賞
2003-04 武蔵野美術大学在外派遣研修員として渡米
2011 メキシコ政府スカラーシップ特別プログラムとしてメキシコに滞在
   書籍「内田あぐり ドローイング」(青幻舎より刊行) 
2019 第68 回神奈川文化賞受賞
2021 第二回JAPA 天心賞大賞受賞
   書籍「膠を旅する」監修(国書刊行会より刊行)
現在:武蔵野美術大学名誉教授

〈主な個展〉
1976 みゆき画廊(東京)
1979 立川ビル画廊(東京)やエミリー・フローゲ(東京)で作品を発表
1982 東京セントラル絵画館(東京)
1983 武智鉄二の画廊(リトグラフ集「女人の版圖」刊行、東京)
1992 「地―1992」日本橋三越本店(同98、東京)
1996 「一期一会」新生堂(東京)
1998 「変容の刻」キッド・アイラック・アート・ホール(同01、16、東京)
2005 「―continue―」中京大学アートギャラリーC・スクエア(愛知)
2006 「この世でいちばん美しい場所、あるいは」平塚市美術館(神奈川)
2007 「在ることの証明」日本橋高島屋 画廊X(同13、東京)
2011 「絵画̶素描 人体をつかむ」旧信濃デッサン館別館 槐多庵(長野)
2012 「絵画と素描」鎌倉ドゥローイング・ギャラリー(神奈川)
2015 Art Gallery 呼友館(埼玉)
   「わたしの素描のすべて」Gallery & Booksヴァリエテ本六(東京)
2019 「化身、あるいは残丘」武蔵野美術大学美術館・図書館(東京)
2020 「 生命のリアリズム:珠玉の日本画」において「特集展示 内田あぐり」
   (神奈川県立近代美術館 葉山)
2020-21 「 内田あぐりVOICES いくつもの聲」( 原爆の図 丸木美術館)
2021 「 膠を旅するー表現をつなぐ文化の源流」
( 監修・武蔵野美術大学美術館・図書館)
2022 「 第二回JAPA天心賞受賞記念 ながれ 内田あぐり」(日本橋三越本店)
近年の企画グループ展として、「表現の両極 東京―サンパウロ」(アフロブラジル美術館、ブラジル・サンパウロ、2014)、「現代日本画へようこそ」(太田市美術館・図書館、2018)、「高島屋美術部創設110年 風詠抄―常」(高島屋横浜店7階美術画廊、2018)、「内田あぐり+鳥取県立博物館コレクション」(鳥取県立博物館、2018)、「パペルマヒカ―版と線の力」(メキシコ・オアハカ サンアグスティンアートセンター、2019)、「ビジュツカンノススメ アートを楽しむ4つのヒント」(横須賀美術館、2021)「The Adventure of Fine Art Prints」(たましん美術館、2022)など国内外多数。
〈主なパブリックコレクション〉
青梅市立美術館、KAITA EPITAPH残照館(旧信濃デッサン館)、神奈川県立近代美術館、国立市、佐久市立近代美術館、立川女子高校、東京国立近代美術館、東京オペラシティアートギャラリー、日本経済新聞社、東日本鉄道文化財団、平塚市美術館、福島県立美術館、武蔵野美術大学美術館・図書館、山種美術館、横浜美術館、栃木県立美術館

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