名称:「赤 ―色が語る浮世絵の歴史」 太田記念美術館
会期:2022年3月4日(金)〜2022年3月27日(日)
会場:太田記念美術館
時間:10:30〜17:30 (最終入場時間 17:00)
休館日:月曜日
祝日の場合は開館、翌日休館
観覧料:一般 800円
大高生 600円
中学生以下 無料
※中学生以上の学生は学生証を要提示
※障害者手帳提示で本人と付き添い1名100円引
住所:〒150-0001東京都渋谷区神宮前1-10-10
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:太田記念美術館
「赤」という華やかな色彩は、浮世絵の世界を彩るために欠かすことができませんが、同じ赤でも、時代によって、材質や色合いは移り変わります。赤い絵具に注目することで明らかとなってくる、浮世絵のワザと歴史を紹介します。
華やかな「赤」の色彩に注目
浮世絵は豊かな色彩にあふれていますが、作品全体を華やかにしたり、画面を引き締めたりする「赤」は、最も重要な絵具です。鮮やかな「赤」が印象的な浮世絵約60点を厳選することで、江戸・明治の人々を魅了した「赤」の美しさを探ります。
「赤」が浮世絵の歴史を作った
「紅絵」、「紅摺絵」、「赤絵」、「紅嫌い」など、浮世絵の制作用語に最も用いられている色彩が「赤」。「赤」の絵具の使われた方の変遷が、浮世絵の技術の発展を物語っているのです。「赤」に注目することで楽しめる、新しい浮世絵の見方を紹介します。
写楽、広重、芳年 「赤」のテクニック
一口に「赤」といっても、200年以上に渡る浮世絵の歴史の中で、その色合いは変化していきます。春信や写楽の時代では淡い色合いだったのが、広重や国貞の時代になると濃さを増していき、芳年が活躍した明治にはどぎついまでに鮮やかになるのです。人気の浮世絵師たちによる「赤」の使い方を紹介します。
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