名称:「岡山現代彫刻の断片展vol.5 具象×抽象彫刻 生成/新たなる試み」奈義町現代美術館
会期:2022年3月5日(土)〜2022年3月27日(日)
会場:奈義町現代美術館
時間:9:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 祝日の翌日
観覧料:一般・大学生 200円
高校生以下・75歳以上は無料
※但し、常設との共通の場合は通常料金700円で観覧できます
住所:〒708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441
TEL:0868-36-5811
URL:奈義町現代美術館
多様な素材で制作される彫刻作品は、観る者に作者の意図によってはまったく異なる表情をみせてくれます。複数の素材を組み合わせるなど既成の伝統的様式美の束縛から距離を置くことにより更に多種多様な表現をみせ時代の変化に伴いそのカタチを変容させていきます。
本展は、素材や手法の変化に富み、多彩な展開を見せている岡山における現代彫刻の多様性とその面白さの一端を紹介する選抜展です。
人物や身近な動植物を題材にした具象彫刻を制作する川村洋平は、自分の目で見たもの、現実にあるものをモデルにした彫刻を追求しています。感覚的なものを形にする抽象彫刻を制作する松村晃泰は、時間や感情などといった視覚的に捉えられないものを、自分の解釈で素材や形、空間などの造形要素を構成したものによって表現しています。
岡山県を代表する二人の新進気鋭の彫刻家による具象と抽象彫刻作品は、見る人の記憶にかすかな残像として留まるカタチを紡ぎながら、制作者の感性と見る人の感性の化学反応により創造される場、想像力をかきたててくれる空間や時間になるタイミングとなることでしょう。
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