名称:「日本の映画館」国立映画アーカイブ
会期:2022年4月12日(火)〜2022年7月17日(日)
会場:国立映画アーカイブ
時間:11:00〜18:30 (最終入場時間 18:00)
※毎月末金曜日は11:00~20:00
(最終入場時間 19:30)
休館日:月曜日
5月24日(火)~5月27日(金)は休室
観覧料:一般 250円(200円)
大学生 130円(60円)
65歳以上・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます
※( )内は20名以上の団体料金です
※学生、65歳以上、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものを要提示
※国立映画アーカイブの上映観覧券(観覧後の半券可)を提示いただくと、1回に限り団体料金が適用されます
※2022年5月18日(水)「国際博物館の日(毎年5月18日)」は無料で観覧できます
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
TEL: 050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:国立映画アーカイブ
いま全国の映画館は、一か所に多くのスクリーンを持ち効率的経営を行うシネマコンプレックス(シネコン)が主流になり、映画が娯楽の王者だった時代の豪勢な大型劇場や、どの都市の街角にもあった小さな映画館の多くは姿を消してしまいました。東京浅草に日本初の映画常設館が誕生してから120年近く経ちますが、その間、私たちはどんな空間で映画を楽しんできたのでしょうか。
「映画館で映画を見る」という何げない行為も、震災、戦争、復興、経済成長といった社会情勢や、人々の暮らしのモードの変化とともに移り変わってきました。この展覧会は、映画館の写真、プログラム、雑誌・書籍、実際に映画館で使われた品々などを通して、映画館の誕生、映画興行の発展期からミニシアターの時代まで、シネマコンプレックス登場以前の日本の「観客の映画史」に迫ります。とりわけ、往年の貴重な興行資料を軸に、二つの大都市(川崎・北九州)の例を通して、映画館と人々のかかわりを示すとともに、建築としての映画館の変遷や、人の目に触れにくいフィルムの映写という技能にも着目します。
インターネット配信による鑑賞がますます根づき、また新型コロナウイルス感染症のあおりで映画館運営が厳しさを増す現在、本企画は、映画館に人々が集うことの意義を再び確認するとともに、映画の持つパワーを映画館という場所から捉え直す好機となるでしょう。
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