名称:「歩々清風 -日本画家 上村松園・松篁・淳之三代の歩み-」松伯美術館
開催期間:2022年3月21日(月・祝)~ 6月12日(日)
休館日:月曜日
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
入館料:大人[高校生・大学生を含む] 820円(730円)
小学生・中学生 410円(360円)
※()内は前売り料金。前売り券は近鉄駅営業所、JTB電子チケットで販売中。
※20名以上の団体は1割引
※障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで2割引
住所:〒631-0004奈良県奈良市登美ケ丘2-1-4
TEL:0742-41-6666
URL:松伯美術館
明治から令和まで続く、上村松園・松篁・淳之と三代にわたる日本画家の画業を辿ると、激動の時代の中であっても、一人の作家として貫いた絵画世界からは、時代を超えて今なお強いメッセージが感じられます。
上村松篁(1902~2001)は少年時代に「道というものは生命より尊いものだ」という言葉から、自分にとっての一筋の道は絵の道だと心に決め花鳥画家を志し、制作を続けてきました。一方で自分の歩いてきた道は正しい道だったのか、思い悩みます。しかし八十をすぎた頃、ある禅の老子から「道を歩くときは〝歩々清風〟の歩き方でなくてはならない」という言葉に、自分の道は少なくとも濁風は吹いていなかった、と初めて自信がわいてきたと語っています。
時代に流されることなく普遍の美を追求し、独自に歩々清風の道を歩み続けた三代の画業を展覧します。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。