「馬車づくし!」馬の博物館

「馬車づくし!」馬の博物館

名称:「馬車づくし!」馬の博物館
会期:2022年2月19日(土)~2022年4月17日(日)
開館時間 11:00〜16:30、3月21日は開館、3月15日・3月22日は閉館
開館時間:10:00 〜 16:30
休館日:月曜
入場料:一般 100円、高校生・中学生・小学生 30円、障害者手帳提示 無料 ※特別展等開催時は変更あり
会場:馬の博物館
住所:〒231-0853神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑
TEL:045-662-7581
URL:馬の博物館

歌川貞秀《横浜休日亜墨利加人遊行》 縦大判錦絵 文久元年(1861)
歌川貞秀《横浜休日亜墨利加人遊行》 縦大判錦絵 文久元年(1861)

アーティスト
歌川貞秀、二代歌川国輝、歌川芳虎、三代歌川広重
幕末の安政6年(1859)の横浜開港以降、日本には西洋の様々な文物が伝えられました。 当時の日本人は、それらに強い興味関心を抱き、文明開化の流れの中で積極的に取り入れていきました。 浮世絵師たちはその激動の様相を取材し、時には想像を膨らませて描き、横浜浮世絵や開化絵とよばれる浮世絵の新たなジャンルを生み出しました。
さて、西洋から伝わった文物のひとつに「馬車」があります。 外国人が馬車で移動する様子が話題を集め、やがて明治2年(1869)に東京~横浜を走る乗合馬車が開業し、 さらに明治15年(1882)に東京馬車鉄道会社(現在の都電の前身)が新橋~日本橋の馬車鉄道の運行を開始して大勢の市民に利用されたことで、 馬車は様々な課題を抱えつつも、新たな交通手段として発展しました。
都市の生活と景観を大きく変えた馬車は、まさに文明開化のシンボルのひとつとして、 当時の浮世絵にしばしば描かれました。本展では、当館が所蔵する幕末~明治期の横浜浮世絵・開化絵を中心に、 馬車や馬車鉄道が登場する作品約35点を前期・後期に分けてご紹介します。気鋭の浮世絵師たちによって克明に描き出された、 変わりゆく都市と時代を駆け抜けた馬たちの姿をご覧ください。
前期: 2月19日(土)~3月13日(日)
後期: 3月16日(水)~4月17日(日)

二代歌川国輝《横浜吉田橋通繁昌之図幷本町通弁天通外国館遠景》 縦大判三枚続錦絵 明治3年(1870)
二代歌川国輝《横浜吉田橋通繁昌之図幷本町通弁天通外国館遠景》 縦大判三枚続錦絵 明治3年(1870)

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 津田友子 「記憶は動く」白白庵
  2. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  3. 《万葉》油彩、1991年
ページ上部へ戻る