特別展「生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠―福田平八郎から東山魁夷へ―」山種美術館

東山魁夷《緑潤う》1976(昭和 51)年 紙本・彩色 山種美術館

名称:特別展「生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠―福田平八郎から東山魁夷へ―」山種美術館
会期:2022年4月23日(土)~7月3日(日)
  5月2日は開館
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日  5月2日は開館
  月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館、 展示替期間・年末年始休館
入館料:一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
  障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)1100円 、左記いずれかのうち大学生・高校生900円
  ※きもの特典:きものでご来館された方は、一般200円引き、大学生・高校生100円引きの料金となります。
  ※複数の割引・特典の併用はできません。会場:山種美術館
住所:〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:山種美術館

「生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠」山種美術館
「生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠」山種美術館

戦後の日本画壇を牽引した奥田元宋(1912-2003)の生誕110周年を記念し、元宋とその活躍の舞台となった日展(日本美術展覧会)の画家たちを紹介する展覧会を開催します。元宋は広島に生まれ、19歳で上京し、遠縁にあたる同郷出身の日本画家・児玉希望に入門します。1936(昭和11)年、日展の前身である文展(文部省美術展覧会)に初入選、以後、官展(政府主催の展覧会)へ出品を重ねました。戦後は、「元宋の赤」とよばれる赤を基調に、雄大な自然を描いた独自の風景画を確立しました。また、和歌にも秀で、1981年には宮中歌会始の召人に選ばれています。
本展では、「元宋の赤」が際立つ大作《奥入瀬(秋)》、ならびに《奥入瀬(春)》を同時に公開するほか、宮中歌会始の際の和歌を記した作品も展示します。
さらに、文展、帝展(帝国美術院展覧会)、日展へと続く官展の歴史を振り返りながら、帝展時代から活躍した福田平八郎をはじめ、川合玉堂の第1回日展出品作、「日展三山」と称された東山魁夷・杉山寧・髙山辰雄のほか、山口蓬春、山口華楊など日展で活躍した名だたる画家たちの優品とともに、20世紀の日本画壇をリードしてきた人気作家たちの足跡をたどります。
アーティスト
奥田元宋、川合玉堂、東山魁夷、杉山寧、髙山辰雄、山口蓬春、山口華楊 他

奥田元宋《玄溟》1974(昭和 49)年 紙本・彩色 山種美術館
奥田元宋《玄溟》1974(昭和 49)年 紙本・彩色 山種美術館
奥田元宋《山澗雨趣》1975(昭和 50)年 絹本・彩色 山種美術館
奥田元宋《山澗雨趣》1975(昭和 50)年 絹本・彩色 山種美術館
奥田元宋《松島暮色》1976(昭和 51)年 絹本・彩色 山種美術館
奥田元宋《松島暮色》1976(昭和 51)年 絹本・彩色 山種美術館
奥田元宋《召人の歌 御題「音」》1981(昭和 56)年 絹本金地・彩色・墨書 山種美術館
奥田元宋《召人の歌 御題「音」》1981(昭和 56)年 絹本金地・彩色・墨書 山種美術館
奥田元宋《奥入瀬(秋)》1983(昭和 58)年 紙本・彩色 山種美術館
奥田元宋《奥入瀬(秋)》1983(昭和 58)年 紙本・彩色 山種美術館
奥田元宋《湖畔春耀》1986(昭和 61)年 絹本・彩色 山種美術館
奥田元宋《湖畔春耀》1986(昭和 61)年 絹本・彩色 山種美術館
奥田元宋《奥入瀬(春)》1987(昭和 62)年 紙本・彩色
奥田元宋《奥入瀬(春)》1987(昭和 62)年 紙本・彩色
川合玉堂《山雨一過》1943(昭和 18)年 絹本・彩色 山種美術館
川合玉堂《山雨一過》1943(昭和 18)年 絹本・彩色 山種美術館
松岡映丘《山科の宿 雨やどり・おとづれ》のうち「おとづれ」 1918(大正 7)年 絹本・彩色 山種美術館
松岡映丘《山科の宿 雨やどり・おとづれ》のうち「おとづれ」 1918(大正 7)年 絹本・彩色 山種美術館
山口蓬春《芍薬》1957(昭和 32)年 紙本・彩色 山種美術館
山口蓬春《芍薬》1957(昭和 32)年 紙本・彩色 山種美術館 ©公益財団法人 JR 東海生涯学習財団
児玉希望《モンブラン》 1957(昭和 32)年 絹本・墨画 山種美術館
児玉希望《モンブラン》 1957(昭和 32)年 絹本・墨画 山種美術館
山口華楊《生》1973(昭和 48)年 紙本・彩色 山種美術館
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