第1期所蔵品展「谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 おうち時間の愉しみ」横須賀美術館

《小さな遊園地》 1965年 © Michiko Taniuchi

名称:第1期所蔵品展「谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 おうち時間の愉しみ」横須賀美術館
開催期間:2022年4月9日(土)~6月26日(日)
開館時間:10:00~18:00
休館日:5月9日(月)、6月6日(月)
観覧料(税込):一般380(300)円、高校生・大学生・65歳以上280(220)円
   *( )内は20名以上の団体料金
   *高校生(市内在住または在学に限る)は無料
   *身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と 付添1名様は無料
主催:横須賀美術館
住所:〒239-0813神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
URL:横須賀美術館

《小さな遊園地》 1965年 © Michiko Taniuchi
《小さな遊園地》 1965年 © Michiko Taniuchi

谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
あらたな感染症が世界中を混乱させたこの数年間、お出かけもままならない日も多くありました。でも、おうちにいたらいたなりに、愉しみはけっこう見つかるものです。いつもどおりのような窓からの景色も、毎日見ていれば、時間や天気、季節ごとに移り変わっていることに気づきます。家の中にある見慣れたものや現象も、子どもの視点になって見直せば、不思議で新鮮なものに映るかもしれません。谷内六郎の作品には、そんな日常にひそむ美しさや、子どもでなければ思いつかないようなさまざまな空想、幼い心の揺れ動きが情緒豊かに描かれています。
谷内自身、子どもだったころに肺を患い、入院や転地療養を強いられることがしばしばありました。そのたぐいまれな想像力は、病床でこそ培われたといってもよいでしょう。 代わり映えのしない日常を豊かに暮らすためのヒントがちりばめられた、谷内六郎の世界をお楽しみください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る