名称:塔本シスコ展「シスコ・パラダイス かかずにはいられない! 人生絵日記(岐阜展)」岐阜県美術館
会期:2022年4月23日(土)~6月26日(日)
開館時間:10:00~18:00
休館日:毎週月曜日
夜間開館:会期中の第3金曜日は20:00まで開館
※展示室の入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般 : 800円(700円)
大学生 : 600円(500円)
高校生以下無料、()内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、難病に関する医療費受給者証の交付を受けている方およびその付き添いの方(1名まで)は無料
会場:岐阜県美術館
主催:岐阜県美術館、中日新聞社
後援:NHK岐阜放送局
住所:〒106-0032 東住所:〒500-8368岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
TEL:058-271-1313
URL:岐阜県美術館
塔本シスコは、1913(大正2)年、熊本県郡築村(現・八代市)に生まれた。養父の傳八は、自身のサンフランシスコ行きの夢を託し、彼女をシスコと命名した。シスコさんが9歳の頃、家業がかたむき、小学校を中退。その後、奉公を重ね、20歳で結婚。一男一女を得たが、46歳の年、夫が急逝。心身ともに不調の日々から立ち直るなかで、子どもの頃から憧れていた絵を描くことに夢中になっていった。
53歳のある日、彼女は大きなキャンバスに油絵を描き始めた。その絵画世界は、何ものにもとらわれない、彼女の胸中に宿る喜びや夢で満たされている。作品の主題は身近な草花や動物たち、そして時間も場所も自由自在にのり越えて、子どもの頃の思い出にまで広がる。生涯にわたって、少女のような純粋さを保ち、自身の喜びと夢を制作の源泉にしていたシスコは、「私は死ぬまで絵ば描きましょうたい」と絵筆を握り続け、2005年に91歳の人生を閉じた。
本展では、これまで広く紹介される機会が少なかったその作品200点以上を集め、ほとばしるように展示室に満ち溢れるシスコ・パラダイスを展覧する。
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