名称:Nerhol 「Naturalized Species」伊勢丹新宿店
会期:2022年4月6日(水) ~ 2022年5月6日(金)
場所:伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ・スペース
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店
レイヤーを⽤いた⼿法で、時間や存在のゆらぎを提⽰した作品を制作し、注⽬を集めているアーティストデュオ・Nerhol(ネルホル)が伊勢丹で初のエキシビションを開催。
イベントタイトルにもなっている「Naturalized Species」をテーマに、帰化植物などの生物をモチーフとして新たに制作された作品を含む圧巻のラインナップです。
また、会期に先駆けて4月1日(金)より伊勢丹新宿店の周壁にあるウィンドウ11面をジャックし、作品の一部をご覧いただけます。
アーティストプロフィール
Nerhol(ネルホル)
田中義久と飯田竜太の二人からなるアーティストデュオ。それぞれの活動を展開していた二人は、現代においていかにして問題を提起し、人に伝えていくかという方法論において共通項を見出し、2007年より Nerholを結成。書物やそこに記された文字、世界に存在する図像の定型を異化する探究に始まり、2011 年、数分間かけて200カット以上撮影したポートレートを束ねて彫刻することで生み出される歪んだ人物像 の立体作品《Misunderstanding Focus》を発表し、大きな注目を集める。その後、国内外の美術館やギ ャラリーの展覧会への参加を重ね、街路樹、動物、水、ネット空間にアップされた画像データや記録映像等、 様々なモチーフを選びながら、それらが孕む時間軸をも歪ませるような作品を制作。
一貫して、日常の中で 見落としがちな有機物が孕む多層的な存在態を解き明かすことを試みている。
近年では、物理学者や生態学者との対話から自作の姿や制作行為を顧みることで、作品がもつ各要素を開放し、あらたな作品形態へと展開させている。
主な展覧会に、「第八次椿会 ツバキカイこのあたらしい世界」(2021年、資生堂ギャラリー、東京)、
「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」(2020年、埼玉県立近代美術館)
「Interview Portrait House and Room」(2017年、ヨンウン現代美術館、光州)、
「Promenade」(2016年、金沢21世紀美術館、石川)、 「Index」(2015年、Foam Museum、アムステルダム)など。
主な受賞歴にベーコン・プライズ(2013年)、 Foam Talent Call(2014年)、VOCA賞(2020年)がある。
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