琳派展22「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」細見美術館

琳派展22「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」細見美術館

名称:琳派展22「つながる琳派スピリット 神坂雪佳細見美術館
会期:2022年4月23日(土) – 6月19日(日)
   【前期】4月23日(土) – 5月22日(日) 
   【後期】5月24日(火) – 6月19日(日)
開館時間:午前10時 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日
入館料:一般 1,500円 学生 1,200円
   ※現在、団体での来館ご予約はお受けできません。(団体割引料金のお取り扱いは中止しております。)
   ※障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示で100円引き
主催 : 細見美術館 京都新聞
特別協力 : 芸艸堂
企画協力 : 株式会社アートワン
住所:〒606-8342京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
TEL:075-752-5555
URL:細見美術館

 神坂雪佳 《十二ヶ月草花図》より「六月 紫陽花」 大正末~昭和初期 細見美術館蔵
神坂雪佳 《十二ヶ月草花図》より「六月 紫陽花」 大正末~昭和初期 細見美術館蔵

江戸時代に花開いた日本美術の精華・琳派。装飾性豊かな作風で今なお多くの人を魅了しています。
 近代京都において図案家・画家として活躍した神坂雪佳(1866~1942)は、光悦や光琳ら琳派の活動や作風に共感し、これを新しい時代にふさわしいデザインに昇華させました。雪佳の活動は絵画にとどまらず、染織、陶芸、漆芸、室内装飾や庭園に至る実に多彩なものでした。
 琳派展第22弾となる本展では、宗達や光琳、抱一など江戸時代の琳派を辿りながら、マルチアーティスト・雪佳の図案集、雪佳がデザインした工芸作品や絵画を紹介します。モダンで愛らしい雪佳の美の世界をお愉しみください。

神坂雪佳 《杜若図屛風》 大正末~昭和初期 個人蔵
神坂雪佳 《杜若図屛風》 大正末~昭和初期 個人蔵
神坂雪佳 《杜若図屛風》 大正末~昭和初期 個人蔵
神坂雪佳 《杜若図屛風》 大正末~昭和初期 個人蔵
神坂雪佳 図案 / 四代・五代 清水六兵衞 作 《水の図向付皿》 大正9年(1920) 個人蔵
神坂雪佳 図案 / 四代・五代 清水六兵衞 作 《水の図向付皿》 大正9年(1920) 個人蔵
神坂雪佳 《水の図向付皿図案》 大正9年(1920)頃 個人蔵
神坂雪佳 《水の図向付皿図案》 大正9年(1920)頃 個人蔵
神坂雪佳 図案 / 木村秀雄 作 《住之江蒔絵色紙箱》 大正期 細見美術館蔵
神坂雪佳 図案 / 木村秀雄 作 《住之江蒔絵色紙箱》 大正期 細見美術館蔵
神坂雪佳 《春花絵手箱》 大正末~昭和初期 個人蔵
神坂雪佳 《春花絵手箱》 大正末~昭和初期 個人蔵
神坂雪佳 『百々世草』より「狗児」 明治42~43年(1909~10)刊 細見美術館蔵
神坂雪佳 『百々世草』より「狗児」 明治42~43年(1909~10)刊 細見美術館蔵
神坂雪佳 『百々世草』原画より「八つ橋」 明治42年(1909)頃 芸艸堂蔵
神坂雪佳 『百々世草』原画より「八つ橋」 明治42年(1909)頃 芸艸堂蔵
琳派展22「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」細見美術館
琳派展22「つながる琳派スピリット 神坂雪佳」細見美術館
神坂雪佳(かみさかせっか) 1866~1942
神坂雪佳(かみさかせっか) 1866~1942

プロフィール
神坂雪佳(かみさかせっか) 1866~1942
 御所勤の武士、神坂吉重の長男として京都に生まれる。はじめ四条派の画法を習うが、岸光景のもとで図案を学んだ。図案家として欧州視察などを経験、琳派に関心を抱き「光琳の再来」とも評された作風を築く。染織、陶芸、漆芸から室内装飾や造園まで幅広い活動を展開、絵画作品も多数残る。図案や工芸の研究団体を主宰したほか、美術雑誌の編集を務めるなど、明治から昭和はじめにかけて京都の図案・工芸界を牽引した。光悦や光琳に傾倒し、琳派の研究や作品蒐集を行ったほか、光悦の功績を顕彰する光悦会の発起人にも名を連ねた。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
  2. 「没後30年・ドアノーの愛したパリ ROBERT DOISNEAU展」何必館・京都現代美術館
  3. 開館30周年 企画展「きれいな絵」香美市立美術館
ページ上部へ戻る