「生前鋳造《宮内氏像》特別展示」碌山美術館

「生前鋳造《宮内氏像》特別展示」碌山美術館

名称:「生前鋳造《宮内氏像》特別展示」碌山美術館
期間:2022年4月22日(金)〜2022年5月29日(日)
会場:碌山美術館
時間:9:00〜17:10 (最終入場時間 16:40)
休館日:月曜日 月曜及び祝祭日の翌日
観覧料:大人 700円(600円)
   高校生 300円(250円)  
   小中学生 150円(100円)
   ※( )内団体20名以上
   ※「障がい者手帳」をお持ちの方は半額
住所:〒399-8303長野県安曇野市穂高5095-1
TEL:0263-82-2094
URL:碌山美術館

宮内良助(37才)と長男 治良(6才)撮影:明治38年8月
宮内良助(37才)と長男 治良(6才)撮影:明治38年8月

本作品のモデル・宮内良助(1869-1935年)は、当時日本橋で帽子問屋を営む商人でした。同業の碌山の兄・本十の斡旋で制作されたと考えられています。
《宮内氏像》は、荻原の作品のなかでも以下の点でとりわけ興味深い作例です。
①モデルの性格を把握するため彫刻制作に先立った油彩がある。
②荻原自身の意志で日英博覧会(ロンドン開催)に出品されることになっていた。
③荻原がロダンの傑作と称える《ジャン=ポール・ローランス像》との類似が認められる。
今回寄贈のあった《宮内氏像》は、上記に加え、生前鋳造という点で特別な価値がある作品です。
本展では、宮内良助にまつわる資料をはじめ、⦅宮内氏像⦆の石膏原型も特別公開します。

荻原守衛《宮内氏像》1909年 油彩画
荻原守衛《宮内氏像》1909年 油彩画
荻原守衛《宮内氏像》1909年 石膏原型
荻原守衛《宮内氏像》1909年 石膏原型
荻原守衛《宮内氏像》1909年 石膏原型
荻原守衛《宮内氏像》1909年 石膏原型

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る