開館40周年記念特別展「エミール・ガレ、自然への眼差し」北澤美術館

開館40周年記念特別展「エミール・ガレ、自然への眼差し」北澤美術館

名称:開館40周年記念特別展「エミール・ガレ、自然への眼差し」北澤美術館
会期:2023年3月18日(土)〜2024年3月12日(火)
開館時間:9時~18時(4月~9月)
   9時~17時(10月~3月)
   ※閉館時間の30分前までにご入館ください。
   ※3月18日(土)は、一般公開 13時からとなります。
料金:高校生以上1,000円、中学生500円、小学生以下無料
   ※団体(8名様以上)料金は、各料金より100円引き
休館日:2023年9月30日(土)
会場:北澤美術館
住所:〒392-0027長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
TEL:0266-58-6000
URL:北澤美術館

開館40周年記念特別展「エミール・ガレ、自然への眼差し」北澤美術館
開館40周年記念特別展「エミール・ガレ、自然への眼差し」北澤美術館

長野県諏訪市の北澤美術館は、開館40周年を記念した特別展を開催いたします。
19世紀末から20世紀初頭に活躍したフランスのガラス工芸家、エミール・ガレ(1846-1904)は、草花や昆虫など自然のモチーフをデザインに取り入れ、1889年と1900年のパリ万国博覧会でグランプリに輝き、今日「アール・ヌーヴォー」と称する新しい時代様式を生み出しました。
園芸愛好家で植物学者としても一家を成したガレが求めたものは、単なる植物や昆虫の写しではなく生命の躍動を伝える表現でした。自然に対するこうしたアプローチの背景には、当時ヨーロッパで流行したジャポニスムの影響がうかがえます。産業革命によって都市化が進み、人々の生活に潤いが失われつつあるなか、自然がもたらす癒しと安らぎを取り戻したいと願ったのです。
開館40周年を祝う本展では、ガレが座右の銘として工場の入り口に掲げていた「我が根は森の奥深くにあり」をキーワードに、北澤美術館が所蔵するアール・ヌーヴォーの名作を通して、自然に注がれたガレの熱い思いを探ります。
関連イベント
■記念講演会『エミール・ガレ、科学の眼と詩人の心』
講師:池田まゆみ(北澤美術館 主席学芸員)
日時:2023年5月27日(土) 14時~15時
参加費:無料(要入館料)
■トークショー『きのこを通して見るガレ』
ヒトヨタケはじめキノコをテーマに、そこから浮かび上がるガレの姿を掘り下げます。
出演:とよ田キノ子氏 (きのこ愛好家)
日時:2023年9月16日(土) 13時~14時
参加費:無料(要入館料)
■40周年記念感謝ディ
北澤美術館開館40周年を記念して、皆様への感謝の気持ちと地域の文化振興に貢献いたしたく、無料、又は割引入館日を設定いたします。
この機会に多くの方にご観覧いただき、美術館の作品に親しんでいただければ幸いです。
1.諏訪地域感謝ディ
内容:無料招待
対象:長野県・諏訪6市町村の在住者(免許証、健康保険証などで確認)
期間:2023年5月13日(土)~5月21日(日)の9日間
2.長野県民感謝デイ
内容:割引入館(大人1000円→500円、中学生500円→200円)
対象:長野県在住者(免許証、健康保険証などで確認)
期間:2023年6月10日(土)~6月18日(日)の9日間
3.敬老の日感謝デイ
内容:割引料金(大人1000円→500円)
対象:全国の65歳以上のシニア(免許証、健康保険証などで確認)
期間:2023年9月18日(月)~9月19日(火)の2日間

エミール・ガレ 蜻蛉文脚付杯 1904年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 蜻蛉文脚付杯 1904年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 花形ランプ「睡蓮」 1900-1903年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 花形ランプ「睡蓮」 1900-1903年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 脚付杯「けし」 1900年パリ万国博覧会出品作 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 脚付杯「けし」 1900年パリ万国博覧会出品作 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 脚付杯「すみれ」 1900年(年記) 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 脚付杯「すみれ」 1900年(年記) 北澤美術館蔵
エミール・ガレ ひとよ茸文花瓶 1900-1904年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ ひとよ茸文花瓶 1900-1904年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ ひとよ茸ランプ 1904年頃 北澤美術館蔵
エミール・ガレ ひとよ茸ランプ 1904年頃 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 花形ランプ「アイリスのつぼみ」 1900年 北澤美術館蔵
エミール・ガレ 花形ランプ「アイリスのつぼみ」 1900年 北澤美術館蔵

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