名称:「刀―無銘展― 埋もれた名刀を探せ!」渡辺美術館
会期:2022年06月04日~2022年07月18日
開館時間:平日 10:000 – 15:00
土・日曜日および祝日 10:00 – 17:00
料金:一般900円、高校・大学生500円、小・中学生300円、高齢者800円、障がい者400円
※10名以上より団体割引あり
休館日:火曜日
会場:渡辺美術館
住所:〒680-0003鳥取県鳥取市覚寺55番地
TEL:0857-24-1152
URL:渡辺美術館
日本刀には「銘」が刻まれており、作者や製作時代などを見極める重要な手掛かりになります。しかし中には、古刀を使用者が身の丈に合わせて短くしたり、奉納刀など刀工があえて入れなかったりと、銘がない刀――「無銘刀」も多いのが現状。真贋を含めその見極めは、より難しいものとなります。
とは言え、銘の有無と刀の品質には直接関係がありません。名将・上杉謙信の愛刀「山鳥毛」(国宝)や源氏の宝刀「薄緑(膝丸)」(重文)など、無銘でも古の強者たちに愛された名刀も少なくないのです。
このような無銘刀を見極める手助けとなるのが地金や刃文、姿など。銘に頼らず、作者や時代、製作地を“なぞ解き”のように楽しみながら解き明かせるのが「無銘」の醍醐味であり魅力なのです。
本展覧会では、因幡刀工・金崎秀壽氏の監修のもと、「古青江」や「筑州左」など当館所蔵の無銘刀約20振りを展示。折り返し銘や額銘などの珍しい刀も紹介します。名もなき刀たちとの出会いを、ぜひお楽しみください。
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