名称:「SOU~奏~ 6人のアーティスト 展」伊勢丹新宿店
会期:2022年6月8日(水) ~ 2022年6月21日(火) [最終日午後6時終了]
場所:伊勢丹新宿店 本館6階 アートギャラリー
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店
今回ご紹介する6名の現代作家たちは、
それぞれユニークなモチーフと大胆な造形力、
鮮明な色彩によって、音楽のリズムやハーモニーにも
似た感覚を私たちに届けてくれます。
伊勢丹新宿店初出展の作家の作品を含む30余点の作品が奏でる世界を、この機会にぜひお楽しみください。
■出品作家
蒼野 甘夏 / 沖 綾乃 / 柿沼 宏樹 /
ディー・チン(狄 青) / 松村 咲希 /吉田 樹保
■蒼野 甘夏 Amanatsu Aono
1973年 北海道生まれ
北海道女子短期大学工芸美術科卒
2011年 第30回損保ジャパン美術財団選抜奨励展
(現在FACE展)秀作賞受賞
2013年 VOCA展2013 入選 (上野の森美術館)
2015年 第6回「東山魁夷記念 日経 日本画大賞展」
入選 ( 上野の森美術館)
現 在 札幌在住、無所属
■沖 綾乃 Ayano Oki
1994年 栃木県生まれ
2018年 KENZAN 2018 八犬堂賞・準オーディエンス賞
東京藝術劇場
2019年 アートのチカラ(伊勢丹新宿店)
KOWAII展(荒井画廊)
今昔絵図展(GINZASIX・アールグロリュー)
2020年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業
2021年 「美人画づくし 参」刊行記念展(秋華洞)
ART FAIR TOKYO 2021(東京国際フォーラム・秋華洞)
■柿沼 宏樹 Hiroki Kakinuma
1985年 東京生まれ
2007年 文化学院 卒業
2009年 武蔵野美術大学油絵学科 卒業
卒業制作展 研究室賞
2011年 武蔵野美術大学修士課程油絵コース修了
修了制作展 優秀賞
三越美術特選会(日本橋三越本店)
2014年 武蔵野美術大学 及び文化学院 特別講義講師
2015年 武蔵野美術大学油絵学科非常勤講師
文化学院非常勤講師(〜2018年)
2017年 上野の森大賞展 優秀賞・日本放送賞
(上野の森美術館)
2020年 上野の森美術館所蔵作品展
-なんでもない日ばんざい!-
(上野の森美術館東京)
西村伊作の蒔いた種 個性の開花II
(軽井沢ルヴァン美術館/Musee Le Vent)
■ディー・チン(狄 青) Di Qing
1986年 中国浙江省 生まれ
2008年 中央美術学院 卒業
2018年 国立台湾芸術大学 修士課程 修了
2019年~横浜在住
絹本に水墨と東洋の絵の具で描くディー・チンの
作品は、古典的な様式美と現代、歴史上の幻想と
身近なイチゴや魚などの静物、現実と幻想が混じり合う。
想像上の高貴な人物が旅をする彼女の物語は
始まりを知らず、終わりを知らず、ユーモアを交えて、
次々と舞台装置を変える。
現代アートの混沌の中で、中国出身アーティストとして
古典技法を大胆に引用した彼女の世界は、
世界のアートシーンに意欲的で挑戦的に挑むが、
同時にどこまでも静謐な世界でもある。
北京から台北、そして日本へと住む場所を変えながら、
ヨーロッパ・北米を旅し、自分の世界を今も更新し続けている。
■松村 咲希 Saki Matsumura
1993年 長野県野沢温泉村生まれ
2017年 京都造形芸術大学大学院ペインティングコース
修了(2016年度)
現 在 京都在住
関西を中心に展示活動を行う。
近年はオフィスへの作品設置など、コミッションワークも行う。
アクリルペイント、シルクスクリーンなどの
複雑なレイヤーと立体感を持つ絵画作品で、
抽象概念を視覚化しようと試みている。
地と図の関係を錯覚させる表現や、スプレーによって
その凹凸を強調されたマチエールなど、
観る人の視認と実在との間に認知のズレを生み出す。
■吉田 樹保 Mikiho Yoshida
1997年 東京都生まれ
2017年 久米桂一郎奨学基金(久米賞)
2020年 東京藝術大学 美術学部絵画科油画専攻 卒業
普遍的で土俗的なテーマを明るく現代的に見せる吉田樹保の作品は、軽やかでキッチュな体裁を見せて、セクシュアルでダークな凶暴さをも感じさせる。
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