名称:「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」群馬県立館林美術館
会期:2022年7月16日(土)~9月19日(月・祝)
会期中、一部作品の展示替を行います。
前期:7月16日(土)~8月21日(日)
後期:8月23日(火)~9月19日(月・祝)
時間:午前9時30分~午後5時 ※入館は午後4時30分まで
休館日:月曜日(ただし7月18日、8月15日、9月19日は開館)、7月19日(火)
観覧料:一般830円(660円)、大高生410円(320円) ※( ) 内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
主催:群馬県立館林美術館
企画協力:SDアート
住所:〒374-0076群馬県館林市日向町2003
TEL:0276-72-8188
URL:群馬県立館林美術館
宮城県に生まれた佐藤忠良(1912~2011)は、青年期までを北海道で過ごし、画家を志して上京します。その後ロダンをはじめとするフランス近代彫刻に魅せられ、東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫刻を学び、卒業して間もなく新制作派協会(現・新制作協会)彫刻部の創立に参加しました。戦時中、召集されて旧満州に渡り、3年間のシベリア抑留も経験します。復員後は一貫して具象彫刻の道を歩み、戦後の日本彫刻史に大きな足跡を残しました。
本展覧会は、佐藤忠良の三つの代表作に焦点を当てます。写実を深く追求し、日本人の手で初めて日本人の顔を表現したと高く評価された《群馬の人》、イタリアの近代彫刻に刺激を受け、当時の若い女性が身につけた衣服や帽子を活力あるポーズに取り込んだ《帽子・夏》、的確な描写力と場面展開によって1962年の刊行以来読み継がれているロングセラー絵本『おおきなかぶ』。これら三点の傑作の制作背景を、佐藤自身が収集したロダン、ムーア、マリーニなどの作品と、彼らについて語った言葉を手がかりに解き明かします。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。