名称:竹村京 + 鬼頭健吾 「色と感情」ポーラ ミュージアム アネックス
会期:2022年6月17日(金)~2022年7月24日(日)
開館時間:11:00〜19:00
入場料:無料
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
住所:〒104-0061東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
TEL:03-5777-8600
URL:ポーラ ミュージアム アネックス
竹村 京は、写真やドローイングの上に刺繍を施した白布を重ねた平面のインスタレーションや、壊れてしまった食器などの日用品を布で包んで刺繍する修復シリーズの作品を制作しています。竹村にとって刺繍は「仮」という状態を作り出すことを意図しており、既に存在しないものや記憶のかけらをより具体的な存在へと昇華させています。
鬼頭 健吾は、フラフープやシャンプーボトル、スカーフなど日常にありふれた既製品を使い、その色の鮮やかさや鏡やラメの反射、またモーターによる動きや回転、循環などを取り入れた大規模なインスタレーションや、立体、絵画、写真などその表現方法は多岐に渡ります。
本展「色と感情」は、色は世界共通言語であり、また、感情は誰もが持っているものであり、現在のコロナ禍のような状況において、直接的な話をしなくても、色や感情を共有できることは非常に大切であるとアーティストが気付いたことに由来します。
今回、それぞれ新作を含む合計 約 20 点を展示予定です。さらに会期中、ポーラ銀座ビル1階ウィンドウにて、共作によるインスタレーションを展開します。ギャラリーの展示と合わせて二人の世界観をご覧いただけます。
プロフィール
竹村 京
1975年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画修了。
現在、群馬県を拠点に活動。代表作に写真やドローイングの上に刺繍を施した透ける布を重ねた平面のインスタレーション、壊れた日用品の破損部分を白い絹糸で縫い直した修復シリーズがある。作家にとって「仮に」という状態を作り出すことを意図した刺繍という行為から、様々な記憶やものが再構築され、新たな存在として現れる。
主な展覧会に、「ヨコハマトリエンナーレ 2020」横浜美術館(2020)、「長島有里枝×竹村京 まえ と いま」群馬県立近代美術館 (2019)、個展「どの瞬間が一番ワクワクする?」ポーラ美術館 アトリウムギャラリー(神奈川/2018)、「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」月出工舎(千葉/2014)など。
www.takemurakei.com
鬼頭 健吾
1977年、愛知県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
現在、京都芸術大学大学院教授、群馬県を拠点に活動。大学在学中から作家活動を開始。アーティストによる自主運営スペース「アートスペース dot」(愛知県)を設立、運営に参加。フラフープ、糸、鏡などの日常にありふれた既製品とモーターなどを使った大規模なインスタレーションや、立体、絵画、写真など多様な表現方法を用いた作品を発表している。
主な展覧会・受賞に、個展「Full Lightness」京都市京セラ美術館(2020)、「六本木アートナイト 2018」国立新美術館(東京/2018)、個展「鬼頭健吾 MultipleStar」ハラミュージアムアーク (群馬/2017)、「DOMANI・明日展 PLUS」京都芸術センター(2016)、令和元年度京都市芸術新人賞(2020)など。
www.kengokito.com
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。