名称:「美しき色、いにしへの裂 ―〈ぎをん齋藤〉と〈染司よしおか〉の挑戦―」細見美術館
会期:2022年7月2日(土)- 8月28日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
開館時間:午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
入館料: 一般 1,400円 学生 1,100円
主催:細見美術館 京都新聞(予定)
特別協力:ぎをん齋藤 染司よしおか
協力:紫紅社
住所:〒606-8342京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
TEL:075-752-5555
URL:細見美術館
京都の呉服専門店「ぎをん齋藤」七代目当主 齋藤貞一郎氏(1948-2021)と、植物染の「染司よしおか」五代目当主 吉岡幸雄氏(1946-2019)。染織に魅せられた二人の姿を紹介する展覧会です。
江戸時代より代々続く染織の家に生まれた二人は、家業を継ぎながらも伝統の枠にとらわれることなく、それぞれのスタイルで美を追求してきました。
細見美術館ではこれまでにも両者のコレクションや偉業を展観してきましたが、本展では熟練の職人と共に試行錯誤を繰り返して創りあげた、いにしえの色の再現や憧れの技を昇華させた新たな表現と、その過程にも焦点を当てていきます。
美しい色彩や素材へのこだわり、技の継承や職人の育成など、二人のさまざまな想いをたどります。
※この展覧会は前後期制です。一部展示替となる作品がございますのでご注意ください。
【前期】7/2(土)~7/31(日)【後期】8/2(火)~8/28(日)
プロフィール
齋藤貞一郎(1948-2021)
京都生まれ。1843年創業の老舗呉服店「ぎをん齋藤」七代目当主。染織コレクターとしても知られ、そのコレクションは、辻が花や縫箔、慶長裂を中心に、古代から近世までの日本の染織、さらには中国の出土裂にまで及ぶ。蒐集品に学び、精力的に古典技法や意匠を継承した作品は高く評価されている。
著書:『布の道標 齋藤貞一郎 古裂コレクション』(紫紅社)
吉岡幸雄(1946-2019)
京都生まれ。1973年、図書出版「紫紅社」を設立。美術工芸の雑誌・全集・豪華本などを編集・出版。1988年、生家「染司よしおか」の五代目当主を嗣ぎ、日本の伝統色の再現に取り組んだ。
著書:『日本の色辞典』『源氏物語の色辞典』『王朝のかさね色辞典』(全て紫紅社)他多数。
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