名称:「アナキスト詩人・陀田勘助展」市立小樽文学館
会期:7月2日(土)~8月7日(日)
会場:市立小樽文学館2階無料展示スペース
休館日:毎週月曜日(7月18日は開館)、7月19日(火)、7月20日(水)
開館時間:9:30~17:00(最終入館16:00)
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL.FAX.0134-32-2388
URL:市立小樽文学館
【無料展示スペース】アナキスト詩人・陀田勘助展
陀田勘助(だだ・かんすけ)は、大正末から昭和前期にかけて活動した詩人で労働運動家です。
明治35(1902)年1月15日、栃木県生まれ。
内務省雇を経て家業の洋裁業に従事。大正11年村松正俊と詩誌『ELEUTHERIA』を創刊。12年、松本淳三らと詩誌『鎖』を創刊。また雑誌『種蒔く人』や『無産詩人』に詩を発表。アナキズム(無政府主義)を標榜し、14年詩誌『黒旗』を編集。昭和初期より労働運動に転じ、東京合同労組執行委員長を務め、4.16事件に関連して逮捕され、昭和6(1931)年8月22日、29歳で獄中死しました。
小林多喜二ら北海道出身の活動家とも直接、間接に関わってきた詩人の生涯を通し、プロレタリア文学より知られる機会の少ないアナキズム文学の一端をご紹介します。
吉田美和子著『ダダ・カンスケという詩人がいたー評伝陀田勘助』(共和国)が本展に合わせて刊行予定です。
コメント
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コメント (1)
東京在住のため、展示を拝見できませんが、図録は作成されているのでしょうか。あればぜひ購入したいと思います。