開館15周年記念 800年遠忌記念特別展「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」横須賀美術館

開館15周年記念 800年遠忌記念特別展「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」横須賀美術館

名称:開館15周年記念 800年遠忌記念特別展「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」横須賀美術館
会期:2022年7月6日(水)〜2022年9月4日(日)
会場:横須賀美術館
時間:10:00〜18:00
休館日:8月1日(月)
観覧料:一般 1,000円(800円)
   高大・65歳以上 800円(640円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は20名以上の団体料金
   ※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
   ※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
住所:〒239-0813神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
URL:横須賀美術館

運慶作《毘沙門天立像》(部分) 1189年、国指定重要文化財 浄楽寺蔵
運慶作《毘沙門天立像》(部分) 1189年、国指定重要文化財 浄楽寺蔵

12世紀末から13世紀初頭にかけて活躍した仏師・運慶。
奈良・興福寺や、東大寺での造仏が広く知られていますが、じつは、鎌倉時代における東国(関東地方)での仏教彫刻の展開を考えるうえでも、欠かせない存在です。運慶は、鎌倉幕府という新政権と密接に結びつき、北条氏からの信頼を背景に、東国での活躍の場を得ました。浄楽寺(横須賀市芦名)に残る1189年作の諸像をはじめ、横須賀ゆかり氏族・三浦一族の造仏にも関与しています。その影響は、満願寺(横須賀市岩戸)に残る菩薩立像などにも及びます。
本展覧会は、横須賀市内に残る運慶および運慶工房作と見られる仏像を中心に、前後する時期の仏像や書跡等、計約50点の文化財を展示し、三浦半島の歴史と文化に新たな光を当てていきます。
なお、この展覧会は、神奈川県立金沢文庫(10月7日~)との巡回展となっております。横須賀は三浦一族に、文庫は鎌倉幕府に、それぞれ重点を置いた展示内容となりますので、両方で一つの展覧会と言っても過言ではありません。両会場ともご来場をお待ちしております。

運慶作《不動明王立像》(部分) 1189年、国指定重要文化財 浄楽寺蔵
運慶作《不動明王立像》(部分) 1189年、国指定重要文化財 浄楽寺蔵
《三浦義明坐像》 鎌倉時代後期、国指定重要文化財 満昌寺蔵(展示は7月31日まで)
《三浦義明坐像》 鎌倉時代後期、国指定重要文化財 満昌寺蔵(展示は7月31日まで)
《観音菩薩立像》(部分) 鎌倉時代、国指定重要文化財 岩戸山 満願寺蔵
《観音菩薩立像》(部分) 鎌倉時代、国指定重要文化財 岩戸山 満願寺蔵
《地蔵菩薩立像》(部分) 鎌倉時代、国指定重要文化財 岩戸山 満願寺蔵
《地蔵菩薩立像》(部分) 鎌倉時代、国指定重要文化財 岩戸山 満願寺蔵
《毘沙門天立像》 鎌倉時代、神奈川県指定重要文化財 清雲寺蔵
《毘沙門天立像》 鎌倉時代、神奈川県指定重要文化財 清雲寺蔵

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