名称:企画展「色紙と自筆原稿でみる『司馬遼太郎が考えたこと』」司馬遼太郎記念館
会期:2022年5月17日~2022年10月30日
開館時間:10:00~17:00 (入館受付は16:30まで)
休館日:毎週月曜(祝日の場合は開館し翌日休館)、9/1~9/10、12/28~1/4
入館料:大人500円、高・中学生300円、小学生200円(20名以上の団体は入館料が2割引)
住所:〒577-0803大阪府東大阪市下小阪3-11-18
TEL:06-6726-3860
URL:司馬遼太郎記念館
『司馬遼太郎が考えたこと』(新潮文庫、全15巻)は、記念館が開館した2001年から刊行されたエッセイ全集です。創作活動についた約40年の間に考えたさまざまなことをエッセイにした1096編を収録。内容は多岐にわたり、小説を連載するにあたってのことばや主人公たちへの想い、直木賞など選考委員をつとめた文学賞の選評、書評なども含まれています。
今回の企画展は、各巻の表紙に使われた「木の実を積んで白い雲を眺めるウサギ」「アイルランドの妖精」「阿蘭陀の時計師」などの色紙、自筆原稿や初出誌(紙)などを展示、司馬遼太郎の思考のあとを見てもらおうと思います。とくに、自筆原稿からは推敲のしかたの変化が浮かび上がります。作家活動のはじめのころは万年筆だけ、やがて赤鉛筆が加わり、後半は1990年執筆の「変える・変えないの話――モンゴル素描」(「読売新聞」夕刊)のように5色の色鉛筆を使いわけています。
【主な展示資料】
司馬遼太郎自筆色紙
・「木の実を積んで白い雲を眺めるウサギ」第1巻の表紙絵
・「アイルランドの妖精」第14巻の表紙絵
・「阿蘭陀の時計師」第15巻の表紙絵
司馬遼太郎自筆原稿
・「長髄彦(ながすねひこ)の末流」第1巻に収録
・「三草越え」第3巻に収録
・「Japanese History from Viewpoint of Literature」(文学から見た日本歴史)第14巻に収録
自筆書「半月天晴 一夜雨」(「波」1992年7月号、新潮社の表紙に掲載)
など
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