特別企画展「場所の記憶 1 交差」備前焼ミュージアム

特別企画展「場所の記憶 1 交差」備前焼ミュージアム

名称:特別企画展「場所の記憶 1 交差」備前焼ミュージアム
会期:2022年7月1日(金)〜9月30日(金)
開館時間:午前10時〜午後5時30分(入館は午後5時まで)
料金:一般 1,000円
   小中生 500円
休館日:日曜日、月曜日、火曜日、水曜日
住所:〒705-0001岡山県備前市伊部1659-6
TEL:0869-64-1400
URL:備前焼ミュージアム

特別企画展「場所の記憶 1 交差」備前焼ミュージアム
特別企画展「場所の記憶 1 交差」備前焼ミュージアム

備前市立備前焼ミュージアムは今年で開館7周年を迎えます。前身の岡山県備前陶芸美術館よりそのまま引き継いだ建物は、竣工から45年が過ぎました。同じ建築で同じテーマの美術館を続けていますが、館内には時間の経過で変化したところや、現代では珍しいデザインが見られ、特徴的な展示空間になっています。
本展では、この特徴的な場所を「ここにしかない場所」と捉え、場所を生かす作品の展示を試みます。企画にあたり、近年、屋外や民家などで周囲と調和する立体作品を発表している備前焼作家の金重有邦氏と、ガラス作家の横山翔平氏に協力を依頼しました。材料・技法は異なりますが、それぞれ素材の持ち味を引き出すことを追求する工芸作家です。また、両名とも当館のある伊部の出身。今回が初めての共演です。
今夏、備前焼ミュージアムでしか生まれない作品空間をご覧ください。

金重有邦 KANESHIGE Yuho
1950年、岡山県和気郡伊部町(現備前市伊部)生まれ。武蔵野美術大学彫刻科で学んだ後、父金重素山に師事。2003年、山土焼成のための窯を築く。2013年、備前市指定無形文化財保持者に認定。2017年、日本陶磁協会賞金賞受賞。2018年、山陽新聞賞(文化功労)受賞。2019年、岡山県指定重要無形文化財保持者に認定。

横山翔平 YOKOYAMA Shohei
1985年、岡山県備前市伊部生まれ。大阪芸術大学工芸学科ガラス工芸コース卒業、金沢卯辰山工芸工房修了。2014年、富山ガラス造形研究所助手。2018年から多摩美術大学工芸学科ガラス研究室助手。関東を拠点に活動。LOEWE FOUNDATION Craſt Prize 2018ファイナリスト選出。国際ガラス展・金沢2019銀賞受賞。第15回(令和3年度)I氏賞大賞受賞。

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