「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」東京オペラシティ アートギャラリー

「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」東京オペラシティ アートギャラリー

名称:「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2022年7月16日(土)〜9月19日(月)
会場:ギャラリー 1, 2
開館時間:11:00~19:00、金曜・土曜日は~20:00まで(入館は閉館30分前まで)
  ※ただし、展示により変更の可能性があります
主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人
協力:株式会社中川ケミカル、株式会社リコー、公益財団法人石川文化振興財団、株式会社カイタックホールディングス、TARO NASU
後援:ブリティッシュ・カウンシル
住所:〒163-1403東京都新宿区西新宿3-20-2
TEL:03-5777-8600
URL:東京オペラシティ アートギャラリー
当初2021年に開催を予定していたガンダーの個展。コロナ禍により延期となってしまいましたが、本人からの協力の申し出により「ガンダーが選ぶ収蔵品展」を代わりに開催しました。「困難な状況でも発想の転換でよいものを」この姿勢と、絶妙な手法で寺田コレクションに新しい光を当ててくれたガンダー。次はこれまた渾身の力で、いよいよ自身の個展に挑みます。
身近な事柄を鋭く観察・分析して制作される彼の作品は、私たちにさまざまな問いを抱かせます。「あたりまえ、これってなんでだっけ?」大まじめに、しかしユーモアを交えて「そもそも」を考えるきっかけをつくるのは、ガンダーの作品の真骨頂です。
今回の個展では、彼の制作に通底するいくつかのテーマ、たとえば「時間」「価値」「教育」「見過ごしていること」など、私たち誰にとっても大切で、興味深いことにまつわる作品が展示室全体に散りばめられます。ガンダーのしかける楽しさ一杯のゲームに、常識で凝り固まった頭をやわらかくほぐして挑んでください。
上階は「ガンダーが選ぶ収蔵品展」をあらためて開催します。あっと驚く収蔵品展にもご期待ください。

© Ryan Gander. Courtesy of TARO NASU Swan films / BBC, photo: Sam Anthony
© Ryan Gander. Courtesy of TARO NASU Swan films / BBC, photo: Sam Anthony

ライアン・ガンダー Ryan Gander

1976年イギリス生まれのライアン・ガンダーは、コンセプチュアルアートの新しい地平をひらく作家として世界のアートシーンで注目を集めています。2019年クンストハレ・ベルンの大規模な個展をはじめ各国で展覧会が開催されるほか、ドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレなどの国際展での展示、2010年セントラルパーク(ニューヨーク)における屋外彫刻などのパブリックアートも知られています。日本では2017年に国立国際美術館(大阪)の個展およびガンダーのキュレーションによる同館の収蔵品展が同時開催されて話題になりました。

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