名称:「Osaka Directory 1 赤鹿麻耶」大阪中之島美術館
会期:2022年8月6日(土)- 9月11日(日)
休館日:月曜日休館(開館日は開場)
開催時間:10:00 – 18:00
会場:大阪中之島美術館 2階 多目的スペース
主催:大阪中之島美術館、公益財団法人 関西・大阪21世協会【設立40周年記念事業】
観覧料:無料
住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
TEL:06-6479-0550
URL: 大阪中之島美術館
大阪中之島美術館では、関西・大阪21世紀協会と開催する「Osaka Directory」の第1弾として、新進気鋭の写真家、赤鹿麻耶(あかしか・まや)の個展を開催します。
赤鹿は大小さまざまな写真によって空間を覆うインスタレーションや、メモやテストプリントなどによる作品制作のプロセスそのものを見せる展示を発表してきました。赤鹿の作品には、モデルとなる友人たちへ指示をして撮られた、演出による写真と、街中でのスナップショットの両方が混在しています。シーンとして作り込まれた状況と、写されていることを意識していない自然な状態とが曖昧に示されるとき、作者はそこに「夢」や「オバケ」などに例えられる、実際には存在しないものがもつ実感や現実味(リアリティ)を見出します。私たちが赤鹿の写真を「何が写っているのか」とのぞきこむとき、実際に目には見えない「何か」の気配に気付くことでしょう。
本展では、これまでに発表してきた作品に加え、未発表の新作も紹介します。
作家プロフィール
赤鹿麻耶(あかしか・まや)
1985年、大阪府生まれ。2008年、関西大学卒業。10年、ビジュアルアーツ大阪写真学科卒業。11年、作品《風を食べる》で第34回写真新世紀グランプリ受賞。大阪を拠点に海外を含む各地で個展、グループ展を開催。夢について語られた言葉、写真、絵や音など多様なイメージを共感覚的に行き来しながら、現実とファンタジーが混交する独自の物語世界を紡ぐ。主な展覧会に「あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17」(東京都写真美術館、東京、2020年)、「赤鹿麻耶写真展『ときめきのテレパシー』」(キヤノンギャラリー、東京、2021年)などがある。
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