「静中動:韓国のスピリットをたどる-開かれた陶のアート-」滋賀県立陶芸の森

《白磁壺》 朝鮮時代(18世紀後期) 日本民藝館所蔵 H32.7cm×MD12.5cm

名称:「静中動:韓国のスピリットをたどる-開かれた陶のアート-」滋賀県立陶芸の森
会期:2022年09月17日(土) – 2022年12月18日(日)
場所:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
入館料:一般 750円(600円)/高大生 560円(450円)/中学生以下無料 *( )内は 20 人以上の団体料金
主催:滋賀県立陶芸の森、京都新聞 (予定)
監修:京藝術大学美術学部教授 片山まび氏
後援(予定):駐日韓国文化院、滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局
特別協力:甲賀市国際交流協会、在日本大韓民国婦人会滋賀県地方本部
住所:〒529-1804滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
TEL:0748-83-0909
URL:滋賀県立陶芸の森

《白磁壺》 朝鮮時代(18世紀後期) 日本民藝館所蔵 H32.7cm×MD12.5cm
《白磁壺》 朝鮮時代(18世紀後期) 日本民藝館所蔵 H32.7cm×MD12.5cm

 激変する歴史の中で他文化と交流しながら、独創的な世界観を生み出した韓国アート界は、静の中に潜められる動のエネルギー、「静中の動」の精神が垣間見える。とりわけ、人・文化の交流を通じた変容によって新たな美が生まれる一方、その動きの中で相対的に浮かび上がるアイデンティティや、変容の動きのなかでも変わらない伝統の精神性なども根底にうかがえる。その精神性の一つの代表例として挙げられるのが、朝鮮白磁の「満月壺(MOON JAR)」である。この満月壺は近年ジャンルを問わず、韓国のアーティストたちに通底する美・文化のキーワードとしてたびたび登場する。
 本展では、静中動の視点から伝統を踏まえて、様々な表現・理論へと展開された韓国アート、主に陶を素材にした作品を中心に紹介し、その根底にある精神性と魅力に迫る。

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