企画展「絵になる風景 そこにある「風景」を、人はなぜ「絵」にするのか」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

企画展「絵になる風景 そこにある「風景」を、人はなぜ「絵」にするのか」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

名称:企画展「絵になる風景 そこにある「風景」を、人はなぜ「絵」にするのか」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
会期:2022年8月12日(金)〜11月6日(日)
開館時間:11:00~17:00
料金:一般300円(250円)、高大生250円(200円)
   ※中学生以下無料 障害のある方と付添者1名無料 ( )内は20名以上の団体料金
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
住所:〒523-0849滋賀県近江八幡市永原町上16
TEL:0748-36-5018
URL:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

企画展「絵になる風景 そこにある「風景」を、人はなぜ「絵」にするのか」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
企画展「絵になる風景 そこにある「風景」を、人はなぜ「絵」にするのか」ボーダレス・アートミュージアムNO-MA

風景は人によって異なる現れ方をします。その土地に生まれたのか、旅行者なのか、懐かしいふるさとなのか、いつまでも見ていたい、そんな眺めなのか―その人の出自や思い出の数だけ異なった形で、風景はそれぞれの心の内に現れます。
また、風景は留まることがありません。日々、町並みは変わっていきますし、天災や戦争が一瞬にして景観を奪うこともあります。それらは、建物や自然環境の物質的な変化であるだけでなく、その風景に接した人々が寄せてきた思いや、蓄積してきた記憶といった心情の変遷や喪失でもあります。風景を描くこと。それは変化したり、失われたり、忘れられたり、うつろっていく世界を、絵という画角の中に留めていく作業といえます。風景の描き手は、外の景観を心の内に捉え、自らの身体と画材を通して、再び外に放出するという、往復を繰り返します。その中で、描き手の内と外は分けがたく混じり合い、混合や融和の果てに、風景は絵になっていきます。
風景を描くということを誰もが一度はしたことがあるはずです。またそれは、美術の歴史の中でもずっと昔から続く営みです。人間にとって、大切な画題である風景。本展では「絵になる風景」をテーマに7名のアーティストの作品を展示します。

古久保憲満 Kokubo Norimitsu-《3つのパノラマパーク 360度パノラマの世界「観覧車、リニアモーターカー、ビル群、昔現末、鉄道ブリッジ、郊外の街、先住民天然資源のある開発中の町」》(部分) 2011–16
古久保憲満 Kokubo Norimitsu-《3つのパノラマパーク 360度パノラマの世界「観覧車、リニアモーターカー、ビル群、昔現末、鉄道ブリッジ、郊外の街、先住民天然資源のある開発中の町」》(部分) 2011–16
衣真一郎 Koromo Shinichiro-≪横たわる風景≫ 2021-22
衣真一郎 Koromo Shinichiro-≪横たわる風景≫ 2021-22
ドゥ・セーソン Du Sae Song-《モン族の暮らし ~日常の風景~》 2010–2017
ドゥ・セーソン Du Sae Song-《モン族の暮らし ~日常の風景~》 2010–2017
畑中亜未 Hatanaka Tsugumi-《ライトアップ(1灯)》 制作年不詳
畑中亜未 Hatanaka Tsugumi-《ライトアップ(1灯)》 制作年不詳
福田絵理 Fukuda Eri-《部屋とひとがた、その他のなにか》 2021–22
福田絵理 Fukuda Eri-《部屋とひとがた、その他のなにか》 2021–22
古谷秀男 Furutani Hideo-タイトルなし 2006
古谷秀男 Furutani Hideo-タイトルなし 2006
三橋精樹 Mitsuhashi Seiki-無題 制作年不詳
三橋精樹 Mitsuhashi Seiki-無題 制作年不詳

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る