「江成常夫 被爆―ヒロシマ・ナガサキ」相模原市民ギャラリー

上段左《浦上天主堂の焼け跡で見つかった被爆マリア像(500メートル)》2019年 上段右《核廃絶のモニュメント・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)(160メートル)》2019年 下段《勤労動員中、被爆死した大本利子さんのブラウス(1.7キロメートル)》2016年

名称:「江成常夫 被爆―ヒロシマ・ナガサキ」相模原市民ギャラリー
会期:2022年7月30日(土)~2022年8月21日(日)
開館時間:午前10時~午後6時
休館日:水曜日
入場料:無料
会場:相模原市民ギャラリー
住所:〒252-0231 神奈川県相模原市中央区相模原1-1-3 セレオ相模原 4F
TEL:042-776-1262
URL:相模原市民ギャラリー

相模原市民ギャラリーでは、令和4年度相模原市収蔵美術品展「江成常夫 被爆 ヒロシマ・ナガサキ」を開催します。
相模原出身の写真家・江成常夫氏は、一貫して「負の昭和」をテーマに制作を続けてきました。戦争花嫁、中国戦争孤児、戦地となった太平洋の島々といった被写体を撮り続ける傍ら、江成氏が撮り続けてきたものが原爆被害を受けた広島や長崎の遺構、被爆者たちの遺品です。それらは長い年月をかけて編まれた後に令和元年に作品として発表され、その後、本市の収蔵美術品として寄贈を受けました。
世界で唯一、原爆の被害を受けたわたしたちにとってそれは大きな意味を持つものであり、また「負の昭和」をテーマとしてきた作家の集大成とも言える被写体です。本展を通じ、大きな犠牲を伴って得た今日の平和について問い直す機会となれば幸いです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 企画展「石のワンダー」愛媛県総合科学博物館
  2. 特別陳列「洞窟から探る人類史 東南アジアの洞窟遺跡」奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
  3. 「動き出す浮世絵展 TOKYO」寺田倉庫G1
ページ上部へ戻る