名称:「おもしろし—屏風絵の世界」富山市佐藤記念美術館
会期:令和4年7月9日(土)~10月2日(日)
休館日:7/19(火)
開館時間:午前9時~午後5時(入館受付午後4時30分まで)
場所:富山市佐藤記念美術館
住所:〒930-0081富山県富山市本丸1-33
TEL:076-432-9031
URL:富山市佐藤記念美術館
その昔、調度品として重宝された屏風。現代では、生活習慣の変化などにより家に屏風を広げることは、ほとんどなくなってしまいましたが、かつては風除け、目隠し、間仕切り、そして室内装飾として住生活に欠かせない調度品でした。絵師たちは、折り広げられる屏風の形状を踏まえ、工夫を凝らして、その腕をふるっています。屏風絵は、一扇一扇に12カ月の風物を描いた月次絵や、各扇を繋いだ大画面に自然の景観を描いた風景画、また歴史的な戦の場面を描いた合戦絵、さらには南蛮人の渡来・風俗を描いたものなど、実に多種多様な主題で描かれ、見る者を魅了したのです。
かつて人々の住生活を彩った屏風。本展では、景色や風物を讃える時や、趣ある、心ひかれるという意味で使われた古語「おもしろし」の視点から、屏風絵の世界をご紹介します。
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