名称:小林優平 「See Stars」ヴォイドプラス
会期:2022年8月7日(日)~2022年8月28日(日)
開館時間:12:00〜18:00
休館日:日曜日・月曜日・祝日 8月7日・28日は開廊
入場料:無料
会場:ヴォイドプラス
住所:〒107-0062 東京都港区南青山3-16-14 1F
TEL:03-5411-0080
URL:ヴォイドプラス
void+では、8月7日(日)から8月28日(日)まで、小林優平「See Stars」を開催いたします。
小林優平(1990年、東京都足立区生まれ)は、写真、版画、雑誌といった印刷技術周縁のメディアや技法に関心を持ち、写真史やファッション史のほか、漫画文化、ヤンキー文化、ヒッピー文化、雑誌文化といったローカルチャーからイメージの引用や参照をして作品制作を行なっています。それらはシルクスクリーンの印刷の順番の工程を利用した版画作品や、廃棄されたマットフレームに合わせてサイズを設定した写真作品、また印刷物を写真機の中でネガフィルムに押し当て複写した写真作品や、タバコの空き箱などの既製品を複製した彫刻作品など、写真や印刷物の持つ特徴や制作のプロセス自体が作品の構造となって、デジタル全盛の現在とはいささか逆行したアナログ的な技法とそのスピードによって、時間の経過や積層、圧縮がそのまま作品のテクスチャーとして反映され魅力のひとつにもなっています。そしてこのことは小林の先人の表現者たちやカルチャーへの憧れと愛情のあらわれとして、タバコ「Seven Stars」をもじった今回の個展タイトル「See Stars」からも伺うことができます。
本展では『月刊COM No,53 1968年11月号 石ノ森章太郎「章太郎ファンタジーワールド ジュン」 (虫プロ商事 昭和43年) / The Last “Whole Earth” Catalog (Penguin Books Ltd October 1971) / TIME: July 18, 1969: TO THE MOON SPECIAL SUPPLEMENT (TIME: Japanese Edition January 1, 1969) / LEG SHOW MAGAZINE: August 1995 (LEG SHOW January 1, 1995) / 雑誌類 (1970-1990頃) / Seven Stars / 廃棄されたマット / 白黒写真 / カラーリバーサルフィルム / Radio Garden 等』をモチーフに、写真や印刷物がもつプロセスに注目した作品を発表します。
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