「開館20周年記念 ロマンティック・プログレス」岐阜県現代陶芸美術館

「開館20周年記念 ロマンティック・プログレス」岐阜県現代陶芸美術館

名称:「開館20周年記念 ロマンティック・プログレス」岐阜県現代陶芸美術館
会期:2022年9月17日(土)~11月13日(日)
会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI
休館日:月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料:一般 1,000円(900円)大学生 800円(700円)高校生以下無料
   *( )内は20名以上の団体料金
   *以下の手帳等をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
   身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費(指定難病)受給者証
   *11月3日(木・祝)文化の日は観覧無料
主催:岐阜県現代陶芸美術館
共催:中日新聞社
住所:〒507-0801岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
TEL:0572-28-3100
URL : 岐阜県現代陶芸美術館

「開館20周年記念 ロマンティック・プログレス」岐阜県現代陶芸美術館
「開館20周年記念 ロマンティック・プログレス」岐阜県現代陶芸美術館

岐阜県現代陶芸美術館は、本年開館20周年を迎える。陶芸を取り巻く状況を俯瞰すると、とりわけこの20年間の変化は目まぐるしいものであった。本展では、同館が開館以来収集してきた近現代の作品と現在活躍する作家の作品を対峙させることで、新たな文脈から陶表現の過去・現在・未来を探る。
歴史は、予期せぬ事態の繰り返しにより紡がれてきた。つまり、さまざまな時間、地域、人、そして作品が複雑に絡み合い、思わぬ相互作用が生じることで進展してきたのだ。それはまさに、ロマンティック・プログレスと言えるだろう。元来、陶芸は産業や工業と分かちがたく結びついていたため、19世紀後期において美術から切り離されるに至る。これもまたロマンティック・プログレスであり、こうした事象こそが今日の陶芸をかたち作っているのだ。過去と現在が照射し合うことで描かれる、新たな未来像を展示を通して楽しんでほしい。

1 湯口萌香《えぐる》2022年 photo: 畠山美樹
1 湯口萌香《えぐる》2022年 photo: 畠山美樹
2 宮下サトシ《Welcome to the Hell》2020年 photo: Yuji Kimura
2 宮下サトシ《Welcome to the Hell》2020年 photo: Yuji Kimura
3 カルロ・ザウリ《白い官能》1976年 岐阜県現代陶芸美術館蔵
3 カルロ・ザウリ《白い官能》1976年 岐阜県現代陶芸美術館蔵
4 川端健太郎《O冠(オカンムリ)》2021年 Collection of David Kordansky and Mindy Shapero,Los Angeles, CA. photo: Tanaka Yoshinori *3以外はすべて参考画像
4 川端健太郎《O冠(オカンムリ)》2021年 Collection of David Kordansky and Mindy Shapero,Los Angeles, CA. photo: Tanaka Yoshinori *3以外はすべて参考画像

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る