名称:「unico clip 森陽香 -mori haruka-」はじまりの美術館
会期:2022年7月5日(火)〜2023年1月8日(日)
時間:7:30-21:00(火曜・日曜は18:00まで)
※月曜定休、ほかバール・イルチェントロの営業日に準じます
会場:バール・イルチェントロ(福島県郡山市朝日3-5-16イルチェントロビル1階)
※会場がはじまりの美術館ではないためご注意ください
出展作家:森 陽香
入場:無料(店舗スタッフに作品を見に来た旨を一言お伝えください)
監修・キュレーション:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
住所:〒969-3122福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
TEL:0242-62-3454
URL:はじまりの美術館
unico clipとは、社会福祉法人安積愛育園を利用されている方の創作活動を支援するプロジェクト「unico(ウーニコ)」の活動で活躍されている作家からピックアップしてご紹介する取り組みです。
今回は、デザインの視点で47都道府県を旅するトラベルガイド『d design travel 福島 』の表紙に《赤べこ》の作品が掲載された森陽香をご紹介します。
赤べこの他にも、神獣や恐竜など、様々な生き物を表現した作品をご紹介いたします。
会場の バール・イルチェントロ では、美味しいランチやディナーを食べることができたり、そしてパンやスイーツの販売も行なったりしております。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
森 陽香(もり・はるか)
1988 年福島県出身・在住。主な受賞歴に、第 2回 産経はばたけアート・フェスタ 2008 優秀賞(大阪市立美術館館長、篠雅廣氏選)、第 4 回福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん 2020」日比野克彦賞など。主な出展歴に、「アール・ブリュット ジャポネII」(パリ市立アル・サン・ピエール美術館 / フランス /2018-2019)、「それはみちのおくでうまれた」( くらよしアートミュージアム無心 / 鳥取/2016)、「unico 展」(J ギャラリー / 東京 /2021)など多数。2022 年に『d design travel 福島 』表紙に作品採用。
のびやかに画面からはみ出す生き物たち。森の制作は、週3日通う事業所・パッソで行われている。描かれるモチーフには動物や魚、虫などの生き物が多くみられ、そのほとんどが輪郭線を描かずに表現されている。大胆な筆跡の躍動と、生き物たちの愛嬌あふれる表情とがあいまって、作品には不思議な生命力が宿り、今にも動き出しそうである。この作風は、両腕が不自由な森が、脚で制作を行っていることに起因するところが大きい。制作のほとんどは森が自身で行うが、森の指示を受けて事業所のスタッフがサポートすることもある。
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