企画展「希望(のぞみ) 絶たれても なお ~重監房収監者の人生~」重監房資料館

企画展「希望(のぞみ) 絶たれても なお ~重監房収監者の人生~」重監房資料館

名称:企画展「希望(のぞみ) 絶たれても なお ~重監房収監者の人生~」重監房資料館
会期:2022年7月20日(水)~11月13日(日)
住所:〒377-1711群馬県吾妻郡草津町草津白根464-1533
TEL: 0279-88-1550
URL:重監房資料館

 1938年に栗生楽泉園に設置された「特別病室」(重監房)には、反抗的と見なされたハンセン病者のべ93名が収監され、23名が亡くなったと言われています。治療はなく、粗末な食事、零下20℃近くでも薄い布団が一組、日の当たらない部屋。それが国立療養所栗生楽泉園に1938(昭和13)年に設置された「特別病室」でした。患者たちは「特別病室」を「重監房」と呼び、職員から「草津へ行くか?」「涼しいところへ行くか?」と言われると、震え上がったそうです。
 のべ93人の収監者についての資料は乏しく、重監房に送られる前はどのような生活をしていたのか、重監房を生きて出たその後の人生がどのようなものであったのか、いまだわからないことが多くあります。この度の企画展では、収監者について新たに判明したことを常設展に加える形で展示します。
 絶たれた希望(のぞみ)、絶たれた生命(いのち)、なおも生き抜いた彼ら彼女らの人生に、あなたのまなざしを向けていただければ幸いです。

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