名称:特別展「古墳時代導水施設の儀礼」大阪府立狭山池博物館
会期:令和4年9月10日(土曜日)から11月6日(日曜日)まで
会場:狭山池博物館 1階特別展示室
入館料:無料
住所:〒589-0007大阪府大阪狭山市池尻中2
TEL:072-367-8891
URL:大阪府立狭山池博物館
古墳時代に執り行われた数々の儀礼の中で、農業に不可欠な水にかかわる儀礼にはどのようなものがあったのでしょうか。集落からは、川から水を引き入れ、砂や泥を沈殿させて浄水を得る装置である木製の樋や槽などからなる「導水施設」が出土します。また、古墳からは「導水施設」やその一部を模した埴輪が出土します。古墳時代の首長たちが「導水施設」で得られた浄水を使う儀礼を重要視していたことが、数々の遺跡の発掘調査から知られています。
本展では、水にかかわる儀礼がどのような内容だったのか、儀礼の背景にある当時の思想等について、「導水施設」や儀礼に使われた遺物、古墳から出土した埴輪などを中心にご紹介します。
展示構成
第1章 各地の導水施設の儀礼
第2章 古墳から出土した導水施設の埴輪
第3章 導水施設のその後
主な展示品
導水施設に使われた木樋(※10月初旬から展示)
奈良県南郷大東遺跡、奈良県大柳生宮ノ前遺跡、
京都府浅後谷南遺跡、京都府瓦谷遺跡、
大阪府神並・西ノ辻遺跡など
導水施設の埴輪
岡山県金蔵山古墳、兵庫県行者塚古墳、奈良県室宮山古墳、
(※以上の3古墳の資料は10月初旬から展示)
奈良県ナガレ山古墳、大阪府大園遺跡、大阪府野中宮山古墳、
京都府久津川車塚古墳(10月23日まで)、
大阪府狼塚古墳(初日から展示します)など
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