名称:「三重の歴史公文書 神仏分離令」三重県総合博物館(MieMu)
会期:2022年9月17日(土)〜10月16日(日)
開館時間:9時から17時まで
料金:観覧無料
休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
会場:三重県総合博物館(MieMu)
住所:〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060
TEL:059-228-2283
URL:三重県総合博物館(MieMu)
明治維新を経て新政府が発足すると、明治政府は神道を重視する宗教改革を行いました。その影響は、特に伊勢神宮の所在する本県にとって、伊勢参宮を支えた御師制度が廃止となることや、伊勢市内を中心として多くの寺院が廃寺となるなど、大きな影響がありました。その様子を、三重県の文化財に指定されている当時の公文書で振り返ります。
<主な展示品>
(1)旧師職取調書類
全国からの伊勢参宮を支えてきた伊勢御師は、明治4(1871)年、政府の命によって廃業となりました。その後、同11(1878)年に扶助金が交付されることになり、その際にまとめられた旧御師の調査資料です。
(2)廃寺となった寺院の境内図
神仏分離令により廃寺となった、現在の伊勢市辻久留町に所在した真言宗の寺院威勝寺と、倭町にあった天台宗寺院常明寺の当時の境内図です。
(3)宇治町在寺院取調帳
明治元(1868)年に作成されたもので、内宮所在の宇治にある寺院について、町ごとに列記したものです。現在はもう存在しない寺院の名が多数あります。
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