2022秋季テーマ展「中川一政と武者小路実篤ーよみがえる100年前の扁額ー」白山市立松任中川一政記念美術館

2022秋季テーマ展「中川一政と武者小路実篤ーよみがえる100年前の扁額ー」白山市立松任中川一政記念美術館

名称:2022秋季テーマ展「中川一政と武者小路実篤ーよみがえる100年前の扁額ー」白山市立松任中川一政記念美術館
会期:2022年9月3日(土)〜11月27日(日)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般200円、高校生100円(20名以上の団体は半額)
   中学生以下および障がい者手帳を提示の方とその介護者1名は無料
休館日:月曜日(ただし9/19・10/10(月・祝)開館、9/20・10/11(火)休館)
会場:白山市立松任中川一政記念美術館
住所:〒924-0888石川県白山市旭町61-1
TEL:076-275-7532
URL:白山市立松任中川一政記念美術館

この度、中川一政(1893-1991、文化勲章受章者)の旧居から、武者小路実篤書「真理に生きた男」が見つかりました。そして、一政の著書や親族の記憶から、その書は扁額として永く一政の画室に掛けられていたことが判りました。関東大震災や年月を経て損傷が著しい状態でしたが、修復を終え公開の運びとなりました。
「袋はくさったが/中にある寶玉/はますますかがや/き出す/眞理に生きた/男/二二、一〇、五 實篤/一政兄」 
武者小路実篤(1885-1976、文化勲章受章者)は、『白樺』によって大正期の文学界や美術界に大きな影響を与えましたが、一政もまたその影響を受けた一人です。一政は自身の人生に欠くことのできない実篤との出会いを「啐啄」と表現し、終生その恩愛に感謝と尊敬の念を持ち続け、折に触れ文章に認めています。実篤もまた、一政の画業の進展に心を寄せ、その人となりについて文を寄せています。
本展では、一政愛蔵の実篤の書画を展示すると共に、二人の著作や関連資料から互いへの思いを紹介します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 彦根屛風 彦根城博物館蔵
  2. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  3. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
ページ上部へ戻る