開館25周年記念特別展「中川一政 躍動する命」泉美術館

開館25周年記念特別展「中川一政 躍動する命」泉美術館

名称:開館25周年記念特別展「中川一政 躍動する命」泉美術館
会期:2022年10月8日(土)〜12月4日(日)
開館時間:11:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:一般 500円
   学生 250円
   中学生以下無料
休館日:月曜日(ただし祝日10/10は開館)
会場:泉美術館
住所:〒733-0833広島県広島市西区商工センター2-3-1 エクセル本店5F
TEL:082-276-2600
URL:泉美術館

中川一政は、1893(明治26)年、東京市本郷(現・東京都文京区)に生まれ、21歳から独学で油彩画を始めます。岸田劉生主宰の「草土社」に参加していた頃の繊細な画風から、次第に豪快な筆致による力強い画風に変化し、生涯にわたり絵画における動きの表現「ムーヴマン」を追求しました。
戦後は、真鶴半島にアトリエを構え、近くの福浦港風景、家族の肖像、薔薇や向日葵などの花々と、同じモチーフを繰り返し描きました。中でも74歳から箱根駒ヶ岳をテーマに取り組んだ《駒ヶ岳》の連作には、徹底した現場主義を貫き、自然と対峙する「ぶつかり稽古」の制作姿勢と、「絵は生きてなければならない」という、画家の執念とも言うべき強い思いが集約されています。
中川は97年の長い生涯において、絵画だけでなく、書、陶芸、装丁デザイン、そして随筆と、近代の美術家たちの中でも極めて多彩な足跡を遺しました。作品は没後30年を過ぎてもなお、生命感溢れる新鮮な魅力で私たちを圧倒します。
本展では晩年の代表作《駒ヶ岳》を中心に構成し、初期から絶筆までの作品約60点を通して、中川芸術の粋をご紹介します。

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