「毎日愛について祈っている」草間彌生美術館

《毎日愛について祈っている》(「毎日愛について祈っている」シリーズより)2022年 © YAYOI KUSAMA

名称:「毎日愛について祈っている」草間彌生美術館
会期:2022年10月7日(金)〜2023年2月26日(日)
会場:草間彌生美術館
時間:11:00〜17:30
  (1)11:00-12:30(11:30までに入場)
  (2)12:00-13:30(12:30までに入場)
  (3)13:00-14:30(13:30までに入場)
  (4)14:00-15:30(14:30までに入場)
  (5)15:00-16:30(15:30までに入場)
  (6)16:00-17:30(16:30までに入場)
   草間彌生美術館は、日時指定の予約・定員制、各回90分となっています。
   チケットは美術館の公式サイトにて当日の各入場時間30分前まで購入可能です。
   美術館窓口での販売はありません。
休館日:月曜日、火曜日、水曜日(祝日を除く)
  年末年始の休館:2022年12月26日(月)~ 2023年1月6日(金)
観覧料:※オンラインチケットをお持ちの方のみの入館
   一般 1,100円
   小中高生 600円
   ※未就学児は無料。団体割引の設定はありません。
住所:〒162-0851東京都新宿区弁天町107
TEL:03-5273-1778
URL:草間彌生美術館

草間彌生《自画像》2002 © YAYOI KUSAMA
草間彌生《自画像》2002 © YAYOI KUSAMA

「EVERY DAY I PRAY FOR LOVE」-草間彌生の最新の絵画群の背面には、昨年以降繰り返しこのセンテンスが記されるようになりました。それは、書き添えられた詩とともに作品タイトルとなり、さらにはシリーズタイトルとなり、現在草間はこの新シリーズの制作に懸命に取り組んでいます。
 本展では、同シリーズをお披露目するとともに、近作から絵画作品を中心に展覧し、草間彌生の創作の現在地をご紹介いたします。2009年から2021年にかけて800点以上を描き上げた大型のアクリル絵画シリーズ「わが永遠の魂」は2018年以降小型化し、その流れはさらにもう一回り小型の絵画を中心とした新シリーズへと連なります。近年の「わが永遠の魂」の所産や、2000年以降断続的に取り組んできたマーカーペンによるドローイングの小品、最新作である覗き込むタイプの小型ミラールームやインスタレーションなどの草間の視覚を体感できる作品とあわせて、芸術に全身全霊をささげ、愛と死を想う草間の日々の祈りがつづられた近年の詩作もご紹介いたします。草間の現在の頭の中を体感するような展示をお楽しみください。

草間彌生《求道の輝く星は遠く 道を求めて 永く歩みきし日々は 星の光さえも 見失いがちの迷路 人の世の迷いの小道より 遠き天を見上げれば 空の彼方の 輝く星たち 求めれば求めるほどに 輝きは遠のけるごとくなり 地上の暗愚のぬかるみの中で 何をおろかにも かくほどに永き道のりを われは くるしみつつ歩みきたりしか やがて死がせまりくるというに——》(「わが永遠の魂」シリーズより)2021 © YAYOI KUSAMA
草間彌生《求道の輝く星は遠く 道を求めて 永く歩みきし日々は 星の光さえも 見失いがちの迷路 人の世の迷いの小道より 遠き天を見上げれば 空の彼方の 輝く星たち 求めれば求めるほどに 輝きは遠のけるごとくなり 地上の暗愚のぬかるみの中で 何をおろかにも かくほどに永き道のりを われは くるしみつつ歩みきたりしか やがて死がせまりくるというに——》(「わが永遠の魂」シリーズより)2021 © YAYOI KUSAMA
草間彌生《I'm Here, but Nothing》2000/2022 © YAYOI KUSAMA
草間彌生《I’m Here, but Nothing》2000/2022 © YAYOI KUSAMA

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