「近現代巨匠×備前・中原幸治 工芸の潮流」松坂屋上野店

中原幸治 備前土練込香炉「triceratops」

名称:「近現代巨匠×備前・中原幸治 工芸の潮流」松坂屋上野店
会期:2022年10月5日(水)→11日(火)
会場:本館7階 美術画廊 ※最終日は16時閉場
住所:〒110-8503 東京都台東区上野3丁目29番5号
TEL: 03-3832-1111
URL: 松坂屋上野店

芹沢系銈介 「型染丸紋いろは屏風」六曲一隻
芹沢系銈介 「型染丸紋いろは屏風」六曲一隻

工芸の根幹は素材を活かした
生活に基づくモノ作りだと考えております。
多様性の現代において私自身が
どう解釈し制作をしているのか、
近代巨匠作品との展示で
感じてもらえれば幸いです。
中原幸治

明治28年静岡市に生まれた芹沢氏は
東京高等工業学校(現・東京工業大学)
図案科卒業後、師である柳宗悦氏と共に
沖縄の紅型を中心とした型染に注力し、
その作風は色彩豊かで柔和。
日本のみならずフランスなど世界で
愛好され、昭和51年(1976)
文化功労賞受賞。
昭和59年(1984)4月 88歳 没

屏風豆知識
屏風は一隻(せき)と数え右端から面を第一扇、第二扇となります。上記の「型染丸紋いろは屏風」の六曲とは第六扇まであることを示しています。屏風は左隻右隻で二隻が対になっている作品が多数あり、それらを双と呼びます。二曲一双であったり四曲一双、六曲一双と呼び左隻第一扇や右隻第二扇と其々の面を区別しています。隻とは単数を示す助詞で本来、対であったものの片方を指す語です。
旅館や料亭で素敵な屏風を拝見しても、「一枚、二枚」と間違っても大人は口に出してはイケマセンネ!

中原幸治 備前土練込香炉「triceratops」
中原幸治 備前土練込香炉「triceratops」

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 特別企画展「源氏物語とみやび」佐野市立吉澤記念美術館
  2. 「没後30年・ドアノーの愛したパリ ROBERT DOISNEAU展」何必館・京都現代美術館
  3. 開館30周年 企画展「きれいな絵」香美市立美術館
ページ上部へ戻る