名称:特別展「こもりくの初瀬 祈りのかたち」奈良県立万葉文化館
会期:令和4年10月15日(土)~令和4年11月27日(日)
会場:奈良県立万葉文化館 日本画展示室
主催:奈良県立万葉文化館
協力:総本山 長谷寺、奈良大和四寺巡礼の会
後援:NHK奈良放送局
助成:芸術文化振興基金
※芸術文化振興基金助成事業
観覧料:一般1,000円 (800)、高校・大学生500円 (400)、小・中学生300円 (240)
※( )内は20名以上の団体割引。その他割引はお問い合わせ。
住所:〒634-0103奈良県高市郡明日香村飛鳥10
TEL:0744-54-1850
URL:奈良県立万葉文化館
奈良県立万葉文化館では特別展「こもりくの初瀬 祈りのかたち」を開催いたします。
奈良県桜井市初瀬は『万葉集』に「隠口(こもりく)の」の枕詞を冠してよばれた「泊瀬」にあたり、「こもりく」とは周りを山々に囲まれた隠れた土地の意で、古来神々が鎮まる神聖な地とされてきました。奈良時代にこの地で創建された長谷寺は、十一面観音信仰を基盤として、中世にかけて春日信仰や伊勢信仰と深く結びつき、発展を遂げていきます。また、長谷寺と初瀬川を挟んだ対岸には初瀬の町を守護する「与喜の神」を祀る與喜天満神社があり、天神信仰との結びつきも知られています。このように、初瀬地域は神々が鎮まる霊場という地理的役割を素地として、独自の信仰世界を築いているといえます。本展では、長谷寺ゆかりの宝物を中心に展示することで、初瀬の地域で育まれ息づいている豊かな文化や歴史、信仰の様相をひもといていきます。
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