名称:「源右衛門窯コレクション」札幌三越
会期:2022年10月11日(火) ~ 2022年10月24日(月)
場所:本館9階 三越ギャラリー(イベントスペース)※最終日は午後4時終了
住所:〒060-0061 札幌市中央区南1条西3丁目-8
TEL: 011-271-3311(代表)
URL: 札幌三越
日本で初めて磁器が焼かれた磁器発祥の地・有田に窯を築いて260年余の歴史を持つ源右衛門窯は往古のままの手技(てわざ)と、古伊万里のこころを受け継いでまいりました。ろくろ、下絵付け、本窯、上絵付けから上絵窯にいたるすべての工程を熟練した陶工たちが良質の材料を用い、1点1点をまごころ込めて作陶に励んでいます。本展は、日常の器からインテリアまで作品、約100点を展示・販売いたします。ぜひご高覧いただきますようご案内申しあげます。
古伊万里の伝統を現代に
わが国の磁器の歴史は、元和2年(1616年)にさかのぼります。日本史上では、豊臣氏を倒した徳川家康が亡くなった年のこと。朝鮮陶工の李参平が、苦心の末に有田東部の泉山で良質の白磁鉱を発見した時から,本格的な磁器焼成の扉が開きました。焼き上げた製品は最寄りの伊万里港から「伊万里焼」として全国へ運ばれたため、江戸期の有田焼を古伊万里と呼び習わします。この磁器発祥の地・有田で、源右衛門窯が築窯して260年余。「古伊万里の心」を胸に、江戸・明治・大正・昭和・平成と時代を超えて、熟練陶工の手技(てわざ)による昔ながらのやきものづくりの伝統を継承してまいりました。
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