第3期コレクション展/展示室2(前期)「田能村竹田に憧れて」大分市美術館

田能村竹田《雁来紅群雀図》1813 (部分) 重要文化財

名称:第3期コレクション展/展示室2(前期)「田能村竹田に憧れて」大分市美術館
会期:令和4年9月22日(木曜日)~11月13日(日曜日)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:9月26日(月曜日)、10月11日(火曜日)、10月17日(月曜日)、10月24日(月曜日)、10月31日(月曜日)
観覧料:一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料
   ※()は20名以上の団体料金
   ※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。
   ※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。
   ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。
   ※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。
会場:大分市美術館 常設展示室2
住所:〒870-0835大分県大分市大字上野865
TEL:097-554-5800
URL:大分市美術館

田能村竹田《雁来紅群雀図》1813 (部分) 重要文化財
田能村竹田《雁来紅群雀図》1813 (部分) 重要文化財

豊後国岡藩(現大分県竹田市)に生まれた田能村竹田(たのむら ちくでん・1777~1835)は、その真摯な作画姿勢によって、緊密で、しかも気韻の高い作品を生み出した、江戸時代後期を代表する南画の巨匠です。竹田はまた画論『山中人饒舌(さんちゅうじんじょうぜつ)』に披瀝した高度な芸術思想と、数多くの書簡から読み取れる情に満ちた豊かな人間性によって、高橋草坪、帆足杏雨、田能村直入など優れた弟子を育て、近代に至るまで、大分地方の幅広い分野の作家たちに慕われ続けています。
なかでも、大分県の近代的自由画教育で指導的役割をはたし、福田平八郎ら多くの教え子を育てた、日本画家首藤雨郊(しゅとう うこう・1883~1943)は、竹田の芸術を深く愛したことで知られています。竹田の詩文を愛唱し、その脱俗的境涯に憧れた雨郊は、竹田の清らかな画世界に共感し、影響を受けた作品を数多く遺しています。
本展では、竹田の作品と共に、江戸時代から近代の首藤雨郊にいたるまで、竹田を慕い、その芸術に憧れた画人たちの作品を特集します。

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