コレクション展「石川県の文化財-国宝・重文・県文・市文-」石川県立美術館
名称:コレクション展「石川県の文化財-国宝・重文・県文・市文-」石川県立美術館
会期:2022年10月28日(金) ― 2022年12月11日(日)
開館時間:9:30 ― 18:00(入場は17:30まで)
休館日:会期中無休
会場:第2展示室
観覧料:一般 370円
大学生 290円
高校生以下 無料
65歳以上 290円
住所:〒920-0963石川県金沢市出羽町2-1
TEL:076-231-7580
URL:石川県立美術館
今秋、東京国立博物館創立150年を記念して、「国宝 東京国立博物館のすべて」展が開催されています。東京国立博物館が所蔵する89件の国宝すべてが展示されるとあって、大変な人気を博しています。美術への関心があまり高くない方でも、「国宝」と聞くと俄然興味がわいてくるのではないでしょうか。
さて、毎秋恒例の展示である「石川の文化財」は、石川県にある二つの国宝《色絵雉香炉》と《剣 銘吉光》がどちらもご覧いただける機会です。本展示は文化庁が定める「文化財保護強調週間」(毎年十一月一日から七日までの一週間)にあわせて開催され、他にも重要文化財をはじめとする県内の貴重な文化財を一挙に鑑賞することができます。
本展では、初夏のコレクション展に引き続き、三振の刀剣を展示いたします。今回展示する石川県指定文化財《刀 銘賀州住兼若》は三代・辻村兼若の代表作と称される名品です。「霊護/寛政庚申仲冬十七/支禦危難子孫宝焉/雅楽助岸駒識」という裏銘より、加賀藩ゆかりの絵師岸駒が所持したことが知られます。
そのほか《山家心中集》、《古今和歌集 清輔本》、《天狗草紙 園城寺巻》(すべて重要文化財)や、季節にあわせて石川県指定文化財《秋草図》喜多川相説も展示します。貴重な文化財の数々をぜひお楽しみください。
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